日本の里山の風景を我が家にも。ユニットを置くだけの手軽な緑化とは？【里山ユニット】

「里山」は人と自然がともに暮らすなかで生まれてきた景観です。日本の風土になじんだ植物たちが織りなす景色には、新鮮さはないけれど、どこかホッとするものがあります。

土の少ない都会でも里山の緑とともに暮らせたら。

「里山ユニット」はそんな願いを叶えてくれる緑化ユニットです。ひと言でいうと、金網でつくったカゴに何種類かの草花を土ごと入れたもの。そのまま、ベランダや玄関先に飾ることができます。側面も植物でおおわれているので、個性的なマイ・グリーンに。

「里山ユニット」はもともとはビルなどを緑化するために考案されたシステムを、誰でも使えるように商品化したものです。並べて置くと、そこは小さな森のよう。普通のプランターと違ってたくさんの種類の植物が植えられるので、いろいろな花や実や紅葉も楽しめます。

里山ユニットには「５×緑」が連携している里山から連れてきた在来種を中心に、数多くの植物が植えられています。植物の組み合わせは四季で装いを変える「里山タイプ」と、年中、緑が楽しめる「常緑タイプ」の2種類。
里山からきた植物たちは地味ですが、日々接しているうちに、それぞれの個性が見えてきます。声をあげて主張することはありませんが、うっかり水をやり忘れれば元気をなくしますし、気に入った環境になればグングンと成長していきます。手をかければかけるほど愛着がわいてきます。

まだ寒い日が続きますが、少しずつ春の兆しも見えはじめました。
今年は里山の植物たちと、新しい生活を始めてみるのもいいかもしれません。