「M'amour(マムール)」はテーブルウェアを中心に、伝統的なフランスの良いものを集めたお店。気軽に手にとれるものから美術品レベルのものまで幅広く扱っています。店主独自のルートでフランスから直輸入した商品やアンティーク品など、掘り出し物を見つける楽しみも。
フランスの素顔がみえる生活雑貨
お皿やグラス、銀食器など、フレンチスタイルのテーブルウェアを中心に揃える「M’amour」は、フランスらしいものが欲しい人におススメのお店。ここでしか買えない地場ブランドのアイテムや、アンティークの一点物からは昔ながらのフランスの情緒が感じられます。
「このブティ(Boutis)は南仏の伝統的なキルトです。日本でいえば●●焼のような地域の名産品で、今ではパリでもなかなか手に入りません。これまでにもブティは色々見てきたのですが、こちらのMarinette(マリネット)というブランドはたまたま訪れたお店で見つけて一目惚れしてしまって。運良くメーカーのトップの方と直接お会いできたので、これだけ豊富な色やかたちを揃えることができました。百貨店のフランス展などに出店すると評判がよく、すでに3年以上コンスタントにお取引しています。」
ブティのほかにも、老舗の麻屋さんがつくったバッグや、フランスで最も長い歴史を持つガラスメーカーのグラスなど、ここにあるのはフランスの暮らしに根付いたものばかり。置かれているものを見て、現地に住んだ経験のある人やフランス人が懐かしがることもあるのだそう。日本人がお茶と和菓子でホッとするのと同じ、フランスの“ほっこり”がここにはあります。
フレンチスタイルを日々の暮らしにとりいれて
お店のなかには、うっかりさわるのがはばかられるアンティーク品もあれば、良心的なお値段の食器も。ちょっとがんばれば家族の数だけ揃えて、普段使いできそうなグラスもありました。
「こういう毎日使うものが素敵だと、それだけで一日OKという気分になれるでしょう。特別なときでなくても気軽に楽しんでもらえるものも意識して、ご用意しています」
ウットリするほど綺麗なグラスなら、起き抜けの一杯の水も、一日の終わりに飲むちょっと良いワインも、よりおいしくなるに違いありません。
「M’amour」の商品は、気の利いたギフトを探している人にもおススメです。普通の雑貨店にもパリのお土産屋さんにもないオリジナルな品々なので、普通のものにはちょっと飽きてしまったという人にも新鮮に映ります。特に、冒頭にご紹介したブティはマダム世代へのプレゼントにも最適。
「布ものは実用的ですし、かさばりません。ランチョンマットや鍋敷きとして使ってもいいし、座布団代わりにしても、枕にのせてもいい。お贈りした方の生活に合わせて使っていただけます」
あらゆるフランスの素敵なもの、かわいいものが集められている「M’amour 」。フランス好きやアンティーク好きはもちろん、「家で使う素敵なものが欲しい」というビギナーさんもきっとお気に入りを見つけられるはずです。
PHOTO by Yusuke Nishimura
M'amour
日本の家は新しく、ヨーロッパのように何百年も経った部屋とは雰囲気が違うので、そうした新しい部屋にもなじむよう、古過ぎないものを置くようにしています。モダンな家具で決めたなかにちょっとクラシカルな食器があったりすると素敵だと思いますよ。家具を買われた後に立ち寄って、気に入ったものを見つけていただけたら、うれしいです。
by オーナーの名津井さん
東京都目黒区下目黒5-1-11
Tel. 03-3716-1095
Email customer@m-anour.com
11:00 – 19:00 水曜日、木曜日定休