『CONVERSE ALL STAR』といえば、雑誌やテレビ、街中のいたるところで見かける、定番中の定番スニーカー。そんなストリートファッションの象徴が今年で誕生100年を迎えます。
スターを支えた、ALL STAR
『ALL STAR』を世に送り出した、アメリカ・コンバース社。今でこそスニーカーブランドのイメージが強いですが、もともとは雨や雪の中でも作業ができるラバーシューズを製造していました。しかし、冬の時期だけ需要が偏ってしまうので、「通年で販売できる商品」として目をつけたのが、まだ黎明期だったバスケットボールでした。そして競技用シューズとして試行錯誤の末に産みだされたのが『キャンバス オールスター』。バスケット界の盛り上がりとスター選手を支え、のちのファッションアイコンとして愛される不朽の名作の誕生です。
それからさらに半世紀がすぎて、ようやくバスケットコートからストリートにも広がりをみせていきます。1971年には今でも特徴のひとつになっているカラーバリエーションが全8色に増えて、1984年には柄や素材に意匠をこらしたライン『FASHION ALL STARS』の展開がはじまりました。
そして2017年、記念すべき生誕100年に『ALL STAR』はさらなる進化をどけます。100年前と変わらないスピリッツを軸に、よりタフでより快適なスニーカーとして発表されたのが『ALL STAR 100』です。
インソールにはオリジナルの高機能カップインソール『REACT』を搭載。軽量性やフィット性などを向上させて、かつてないほどの快適性を実現しました。また、アウトソールには防滑性を高めた『Traction Sole』を採用。代名詞であるアンクルパッチの星部分はメタリックブルーにディテールアップし、ヒールラベルもクラシックなデザインを基調とした新デザインになっています。他にも、タンやシューレース、アイレット、ライニングなど各所もブラッシュアップされた、100年の進化の集大成です。
ストリートよ、わんぱくであれ!
そして、コンバースの“やんちゃっぷり”が爆発しているのが、『ALL STAR 100』をさらに進化させた3つのラインナップ。最先端テクノロジーとコラボした“超“ハイテクスニーカーからもう目が離せません。
まずは『ALL STAR 100 SPEAKER』(非売品)。アウトソールにスピーカーを内蔵した大胆な設計! まさかの「音楽を履く」時代の始まりです!! これさえあれば、足元から音楽を身にまとって、街を闊歩することもできちゃいますね。
次に、『ALL STAR 100 AI』(非売品)。ついにスニーカーに人工知能が搭載されました。九九をたずねると、ライニングから答えがじんわりと浮かびあがります! その知能は7歳児並とのことなので、年の離れた兄弟のような可愛さです。
最後は『ALL STAR 100 SHIATSU』(非売品)。ローマ字になっていますが「指圧」です。インソールに描かれた星マークを足ツボのように押してあげると、スニーカーがおしゃべりしてくれるとのこと。でも、指で押していたら履けないような……。とにかく、これで『ALL STAR 100』との絆も深まりますね‼
勢いにまかせて一気に紹介しましたが、コンバースがもつユーモアを感じてもらえたでしょうか。実はこの3種、架空のものではありません。「CONVERSE TOKYO NEWoMan SHINJUKU」で実際に見ることができるので、一度お店に行ってみてはいかがでしょうか。
誕生から今まで、圧倒的な支持を集めるコンバースのスニーカー。愛される理由は、いつの時代も期待を超えた可能性を感じさせてくれるからではないでしょうか? これからの100年も変わらず、ストリートのスタンダードであってほしいと思わせる100周年記念モデルでした。
CONVERSE ALL STAR 100
100年目の進化へ。
1917年に生まれて以来、
ALL STARはいつだって、
自由で、やんちゃで、クリエイティブな僕らの味方だった。
2017年、ALL STAR 100周年。
永遠の定番は、よりタフに、快適に進化した。
しかし、そのスピリッツは変わらない。
スニーカーを超えた、自由と想像のシンボル。
特設サイト:converse.co.jp