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「あなたにとって“ラジオ”ってなんですか?」。
まったく馴染みのない人もいれば、いつも傍にいる身近な存在である人もいるでしょう。だけど昔からあって、それでいて色褪せない不思議な存在ですよね。
“リアルタイムでしか味わえない特別感”という独特の魅力の詰まったラジオは、今も生活の中に馴染んでいます。
木のぬくもりから伝わるもの
『IKoNO++(イコノ ツープラス)』は、丸いフォルムが可愛いらしい木のラジオ。
AM/FMラジオとしてはもとより、iPodなどのmp3プレイヤーをつなげば、スピーカーとしても使用できます。
丁寧に梱包された箱から「こんにちはっ」。 裏面の板を外すとコードが隠れています。
このラジオのチューニングダイヤルには、あえて目盛りがついていません。つまり、感覚だけで聴きたいチャンネルを探すということ。自分の耳を頼りに、指の感覚を研ぎ澄ませてチャンネルを合わせる、懐かしいあの感覚……!
インターネットラジオが普及し、聴きたい番組はワンクリックで聞けちゃう時代です。そんな今だからこそアナログな操作を楽しんでみるのも良いかもしれません。
慎重に、慎重に、「あ! 行き過ぎた……」 手がかかる分、なんだか愛おしいぞ!!
天然木を使っているので、使用後や乾燥が気になったときは、オイルを1滴たらしてメンテナンスしてあげてください。
このプロダクトを生み出している『magno(マグノ)』は、インドネシア・ジャワ島のデザイナー、Singgih S. Kartono(シンギー・カルトノ)により設立されたブランドです。
近年のインドネシアでは、大切な資源である木が無計画に伐採され、村が衰退していく問題が深刻化しています。そこで、magnoでは「Less Wood, More Works(より少ない木材で、多くの仕事を)」をコンセプトに、「小さくて機能的な木工製品」をデザインし、現地の材木を有効活用。それだけでなく、生産・組み立ても村の人々と行うことによって雇用機会を創出し、地域を活性化させる活動を行っています。
そんなデザイナーの、人と森を想う優しい気持ちが込められたIKoNO++は、手に取ると、見るだけでは感じることができない、柔らかなあたたかさがあります。
シンギーさんの村を思う、優しい心がこのプロダクトを生み出しました。 「Cut Less, Plant More.(切るよりも、多くを植えよう)」をモットーに植林活動も行っています 1つ1つ丁寧に磨き上げられ、日本にやってきます
慎重にチャンネルを合わせたり、簡単な手入れが必要だったりと、ちょっと手がかかるからこそ愛着がわいてきそうです。
インドネシアの小さな村で作られたこのラジオと一緒に、あなたも木から伝わる音に耳を澄ませてみませんか?
IKoNO++(イコノ ツープラス)
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上品で緻密な黒檀と、優しいぬくもりのあるパインの2つの木材を組み合わせ、丁寧に磨き上げられた木製ラジオ。
美しさと可愛らしさを感じさせる洗練されたデザインの木のラジオは、一つ一つが手作りで作られています。
《サイズ》
本体=W19xH13.5xD12cm(±3mm/ハンドル等含む)
《重量》
本体=950g(±10%)
《素材》
本体=木材(ジャワ黒檀=ローズウッド、パイン、チーク)、ラジオ部品、ゴム、仕上げオイル
《電源》
外部電源=5V-1A(AC100-240V、50/60hz、付属AC-DCアダプタ使用
内蔵蓄電池=3.7V800mAhリチウムイオン電池
《スピーカー》
10 cm 丸形 4 Ω(最大出力=5000 mW、最大音量=90dB)
公式サイト:www.magno.works
(価格・ラインナップは2018年5月現在のものです。)
¥25,704(税込)