空間に何かアクセントを。でもイメージどおりのものは、なかなか見つからない……。
例えばソファや照明を探しながら、そんな風に考えているあなた。もしかしたら、その悩み、今回ご紹介する冷蔵庫で解決するかもしれません。
家電のデザインを70年。先駆者がつくるレトロ・スタイル。
今から約70年前の1948年。当時、世界各国で製造される家電のほとんどは「性能」と「堅牢性」にポイントが絞られていたそうです。日本では、今や知らない人はいないHONDAが設立され、10歳だった美空ひばりがデビューした年。時を同じくして、イタリアで産声をあげた家電メーカーがあります。創業した当初から「技術的に高品質であること」「デザインが優れていること」を最大の重点において開発をすすめた企業、それが『SMEG(=スメッグ)』です。
創業当初から「メイド・イン・イタリー」にこだわったモノづくりは、世界各国で着実にユーザーを増やしつづけてきました。高級家電メーカーとしての地位を確立してもなお、イタリア製であることへのプライドと情熱で、SMEG特有のプロダクトをつくり出しています。
さて、前置きが長くなりましたが、今回の主役であるプロダクトをご紹介しましょう。キッチンにおいて機能性ばかりが重視されていた冷蔵庫の常識を覆したのが、1997年に発売が開始された『50年代レトロ・スタイルシリーズ』。冷蔵庫が空間の雰囲気をガラリと変えた、と世界中にファンをもつ大人気シリーズです。豊富なバリエーションがある中で、日本の住宅事情にもマッチした3製品をピックアップします。
まずは『FAB32U』。冷蔵と冷凍にそれぞれドアを設けた2ドアタイプで、日本製をずっと使ってきた方には慣れ親しんだつくりなのではないでしょうか。つぎに、ドアは1つだけ、冷蔵室の上部に冷凍の個室が設置されている、見るからに外国製の設計である『FAB28U』。そして最後は、ドリンクホルダーとしてキッチン以外にも置いておきたい小型冷蔵庫『FAB5U』です。これらはもちろんイタリア製ですが、日本の電圧に合わせた100V仕様がラインナップされています。
基本性能はいわずもがな。むしろ多機能化が進む他社製品に比べると、冷蔵・冷凍に必要な機能だけを搭載されているので使いやすく、無駄のないつくりと言えるのではないでしょうか。
そしてもっとも注目すべきはデザイン。SMEGが創業して間もない1950年代にみられた形状を採用した、レトロでビンテージ感のある風貌は発売から現在まで多くのキッチンで親しまれつづけています。
シンプルだからこそ、ごまかしが利かないデザイン。著名な建築家やデザイナーとタッグを組んで、細部にまで意匠を凝らしているのです。ドアの四辺につけられている湾曲が全体にポップな印象を与えて、さらに唯一の装飾とも言える取っ手がそれを引き立てています。またヴィヴィッドからパステルまで幅広いカラーが展開されているのも特徴のひとつ。他では出会えない鮮やかな色合いはどれも魅力的ですよね。
家電にもデザイン性が求められるようになって久しいですが、SMEGのデザインにはすでに70年もの歴史が刻まれています。どれだけ探してもお気に召すものがないという方、それは冷蔵庫に対する固定概念がそうさせているのかもしれません。『レトロ・スタイルシリーズ』は、そんな人にとって理想的なラインナップ。自分がイメージするお部屋にマッチする1台に出合ってみませんか?
SMEG レトロ・スタイルシリーズ
ヴィヴィッドカラーで丸みを帯びたデザインが特徴的な、50年代レトロスタイル・シリーズで人気のイタリアのワールドワイド家電メーカーSMEG(スメッグ)
公式サイト:http://jinandmarry.com/
SMEGショップ:http://smeg-shop.net/
総輸入元正規代理店:ジンアンドマリー株式会社