【Luv】淡い色彩でいろどる、やすらぎのバスタイム

『DURAVIT（デュラビット）』は、2017年に誕生から200周年を迎えたドイツの老舗デザイナーズバスルームブランド。この記念すべきタイミングに初の女性デザイナー、セシリエ・マンツ（Cecilie Manz）を起用し『Luv（ルフ）』は誕生しました。北欧デザインの淡い色調を生かした優美なプロダクトです。

同社オリジナルの素材である強化セラミックから作られた楕円形の洗面ボウルは、従来の洗面カウンターに埋め込む工法ではなくカウンターに置くタイプのモダンデザイン。本体がむき出しになるため、繊細なフォルムや、セラミックならではの薄いエッジが際立ちます。オプションで外側の色を選べるので、よりユーザーのイメージに近いカラーコーディネートが可能です。
そして、コロンとしたフォルムが可愛い手洗い器は今春より国内でも４つのカラータイプから選べるようになりました。

Luvシリーズは、洗面ボウルのほか、キャビネット、さらにはバスタブにいたるまで展開されています。それぞれの製品が非常に高いクオリティでつくられており、組み合わせることでより統一感がより高まっていくラインナップです。
※キャビネットの国内正規販売は現在未定です。

また女性デザイナーらしい繊細な色彩感覚が、商品をさらに魅力的なものにしています。白く滑らかなセラミックの地肌を引き立てる柔らかで優しいハーフトーン。それは中間色が多い日本古来の伝統色に馴染みがある私たちにとっては、非常に居心地の良い配色となっています。灰色だけでも30種類以上もあると言われる和色。原色にはない中間の風合いが、北欧デザインに関わらず、この国の住居にも安らぎを与えるのかもしれません。陶器の質感と色の対比を鑑賞できるのもまた贅沢な時間になりそうです。

季節感や哀悼の気持ちなど、組み合わせることで様々なメッセージを表現してきた色。きっと無意識のうちに、色彩から感じる印象があるはずです。冷んやりとしたセラミックは、どこか凛とした雰囲気を漂わせます。その周りを思い思いの優しい色で囲まれたバスルーム。バタンとドアを閉めて、好きなアロマや音楽をつければ、さらに心地よい空間を演出できるはず！

さあ、あなたの導き出したコーディネートで、豊かで穏やかな気持ちになれるリラックスタイムを始めてみてはいかがでしょう。

セシリエ・マンツ（Cecilie Manz）

デンマークの陶芸家であるBodilとRichard Manzを両親にもち、幼少時代の多くの時間を工房で過ごしてきたセシリエ・マンツ。日本の有田にて過ごした時期もあり、親日家のデザイナーとしても知られています。1998年に自身のスタジオManz Labを設立。Bang & Olufsen、Fritz Hansen、Frederics Furniture、Nils Holger Moormann、Lightyears A/S、Holmegaard A/S、Mooment、Muutoなどの有名メーカーと協業し、照明や家具などのデザインを手がけており、今世界中で最も注目されているデザイナーの一人です。
セシリエ・マンツがデザインした製品はニューヨーク近代美術館やデンマークデザインセンターなど世界中で見ることができます。また、コンセプチュアルデザインにおいて、複数のアワードを受賞しています。

WEBサイト：http://www.ceciliemanz.com/
Instagram　：https://www.instagram.com/ceciliemanz/