脳がもとめていたのは、ホンモノの休息だった。【Sleepion】

現代人の５人に１人が睡眠障害に陥っているという研究結果をご存知でしょうか？　眠りが足りていないと、私たちは非常に不快な気分になりますよね。「そんなのは徹夜した時だけでしょ」と思っている方は要注意。実は少しでも眠りが足りていない状況がつづくと、脳に疲労が蓄積され、集中力の低下や肥満、免疫力が維持できないことによる病気のリスクなどが引き起こされます。

そんな状況を改善すべく、睡眠障害研究の第一人者である医学博士の清水教永氏と『ティ・アール・エイ株式会社』によって、快眠ツール『Sleepion』は開発されました。もともとは据え置き型でしたが、現在は多機能で小型化した『Slepion２』が登場しています。

まずこのプロダクトが目指したのは、もっとも深い眠りで脳を休ませ、次の日の活力を養うことです。その実現のために用いたのは「音・光・香」の３つの要素。「聴覚・視覚・嗅覚」という感覚に働きかけて、“ヒトが本来もっている「眠る力」”を呼び起こすことで、活動と休息のリズムを正常に近づけていくことができるのです。

では、それぞれの要素がどんな働きをしているのか、ひとつずつご紹介していきましょう。
「音」って、やっぱり心地がいいと、ついウトウトしてしまうことって多いですよね。それもそのはず、音には非常に高い睡眠への導入作用と睡眠中の癒しを深める効果が科学的に実証されているのです。特に自然界の音や、母親のお腹の中で聞いていたものは効果が高いことも分かっています。
「光」については、入眠から深い眠りへ移行するには「月」の明るさが最適なんだとか。月光で川面を照らしているかのようなゆらぎを演出することで、視覚的な鎮静効果を得ることができるのです。
「香」による嗅覚への働きかけは、脳への伝達が五感のなかでも最も速く、即効性が期待できます。香りもまた音と同様に、天然な成分が高いほど緊張を解きほぐすことが立証されています。

これらの要素を個々にブレンドしようとするのは至難の技ですが、『Sleepion２』は、お望みのシーンを各モードで選択すれば、自動的に調整してくれる優れモノ。集中、瞑想、リラックス、入眠など希望のステージへと的確なサポートをしてくれるのです。

健康的な生活は、毎日の疲れを「安眠」でリセットすることからはじまります。睡眠機能が低下し、精神の緊張が深い眠りを妨げるという悪循環に陥いると、脳にとっては危険な状態である「思考力の低下」が引き起こされてしまうのです。まずは音と体調の因果関係を知ることで、他の人には伝わりにくい「ダルさ」や「意欲の低下」に対するアプローチも変わってくるのではないでしょうか。

残念なことに「睡眠障害」や「睡眠負債」という言葉が一般的なものとなっていますが、まだまだ私たちには優れた身体能力が残されているはずです。まずは『Sleepion２』を傍らに、本来の感覚を呼び覚まし、自分だけの癒しの時間をゆったりと過ごすことから始めてみませんか？　深い休息を安定して得られるようになれば、日常生活のクオリティも高まって、清々しい日々が待っているはずです！