ヨーロッパのクラシックなケトルを、現代へ【ユニコーンケトル】
日々使うキッチンは、ときに立ち入ることさえも嫌になることがあります。疲れているのに、料理するのが面倒くさい……。そんな際、気分が上がるようなものがコンロに置かれていたら、少しはやる気が出そうですよね。それでは、これはいかがでしょう?
変色する銅を楽しんで。家の中やキャンプでも
「ケトルにもお洒落なものがある」と知ったのは、友人の家に遊びに行ったときのこと。コーヒーを出してもらったタイミングに、まるでアラビアンナイトの世界に出てきそうな真鍮のケトルが出てきて「こんなきれいなヤカンを、家で使う文化があるのか!」と驚きました。
そこで自分も見た目がが好みのものをと探したところ、見つけたのがこの『ユニコーンケトル』。東京都中央区日本橋にあるキャンプ用品店『CAMPonPARADE(キャンプオンパレード)』が販売している、オリジナル商品です。ヨーロッパのクラシックな形にインスパイアされて作られたこのアイテムは、金物業が盛んな新潟県長岡市の職人が製作したもの。艶やかな銅と、所々のパーツには真鍮が使用され、内側は錫でコーティングしてあります。その優美な姿は一度見たら忘れられません。
また主に「銅」でできているので、変色を楽しみながら育てていけるのもポイント。新品で見られる光沢や、経年変化して見られる落ち着いた色合いなど、さまざまな姿を目にすることができます。
右が新品、真ん中が焚き火で少し燻したもの、左がさらに使い込んだ状態とのこと。どれがお好み?
容量は2リットルで、持ち手は本体と離れているので触れても熱くなりにくい形状です。例えばキャンプに持っていって、これでお湯を沸かし始めたら、注目の的になるでしょうね。
さらに料理を注ぐ器などに使用されるカップ『シエラカップ』もセットで販売されています。種類は“北斗七星”という意味の『ビッグディッパ―』と、“柄杓(ひしゃく)”に由来する『ミニディッパー』の2つ。それぞれ直径15cmと11cmというサイズでどちらも直接火にかけられるので、例えばこれでアヒージョやチャイなどつくってみても良さそう!
遊牧民族のテントみたいな光景。 映画のワンシーンでありそう! 全部揃えて見える場所に置いときたい。
ユニコーンケトルは、キャンプ用品でありながら、デイリーユースなデザイン。キッチンにあるのを見かけたら、美しい姿に少し心が休まるかもしれませんね。コンロの上に、常に鎮座させておきたくなるアイテムです。
ユニコーンケトル
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銅の色合いが美しいケトル。ヨーロッパのクラシックなデザインにインスパイアされて制作されました。
公式サイト:https://www.camponparade.com/
(価格・ラインナップは2018年3月現在のものです)
¥17,280(税込)
¥3,780(税込)
¥2,700(税込)