何かアイデアを思いついた時や、仕事でいきなり指示を受けた時に、とっさに取り出してメモを取る。一方、PCやスマートフォンでは、さまざまな情報を適したソフトで作り込み、保存や共有が可能です。アナログには手軽さ、デジタルには通信とデータ化という、それぞれの魅力がありますよね。では、その両方のメリットを活かせる、画期的なノートをご存知でしょうか?
アナログメモの共有も、あっという間。
はじめに、アナログとデジタル、2つのデメリットは何でしょうか? 「手書きだとデータにするのに手間がかかる」、「デジタルは、すぐに使うことができない」などがあると思います。
「すぐに書けて、すぐにデータにできれば……」。それを可能にしたのが、アメリカで誕生した『Rocketbook Everlast』です。その機能性たるや、数あるスマートノートの中でもピカイチ。かゆいところに手が届きますよ。
まず、従来の紙に手書きする方法よりも楽に使えます。複合ポリエステル製のページに記載した内容は、濡れタオルやウェットティッシュで素早く消せるのです。消しゴムを何往復もさせる必要はありません。ホワイトボード感覚で、1,000回ほど繰り返し使えます。これはなんと、大学ノートに換算すると約500冊というから驚きです。
多くのスマートノートが専用のペンを必要としていますが、本製品には不要。PILOT社から販売されている消えるボールペン『フリクション』シリーズが使えます。ペンのカラーバリエーションは豊富なので、色分けして記録できるのがポイントです。
また、書いた内容を素早くデータ化して保存するところも大きな魅力。専用アプリを起動してスマホをかざせば、隅にプリントされているQRコードに反応し、ページを読み取ります。手ブレや反射の影響を受けず、さらにはある程度のズレであれば水平・垂直を自動補正してくれるので、サクサクとスキャンすることが可能です。
もうひとつ、アプリを使った便利な機能が、データをそのまま送信できるということ。QRコードを読み取り、Dropbox、Evernote、Google Drive、OneNote、Slack、メールなどを連携可能です。
方法はとっても簡単! ページの下部に薄く入っているダイヤやクローバーなどの7つマークにバツ印を付けてスキャンするだけ。マークに登録したサービスにスキャンデータが自動で送付されます。スマホに保存されたデータを一度PCに送って、そこからさらに保存先のフォルダに入れて……という煩わしさから解放されますね 。これなら、仕事の効率もグッとあがりそうです。
手軽なアナログとスマートに保管・共有できる高性能なデジタル。両者のハイブリッドである『Rocketbook Everlast』は、新しいメモスタイルを提案しています。書いて、データ化して、消して、また書く。このサイクルを、暮らしに取り入れてみませんか。
Rocketbook Everlast
Rocketbook は一見、普通のノート。実は、あなたのアイデアを、めきめき引き出す“未来型スマートノート”です。
メモしたページは、ウェットティッシュで一気に消せて、「白紙」に元通り。くり返し1000回書けるから、Rocketbook 1冊あればOK。
ノートサイズ:21.5×27.5cm、32ページ
手帳サイズ:15.5×22.5cm、36ページ
材質:複合ポリエステル紙(ドットグリッドパターン)、ポリエチレンバインダー
付属品:フリクションペン(黒)1本、マイクロファイバータオル
公式サイト:https://rocketbookjapan.com/
(価格・ラインナップは2018年9月現在のものです)
¥4,980(税別)