シンプルでミニマル、「一枚紙」のインテリア。【A3 SHELF】
2006年にスタートした『かみの工作所』。これは1963年に東京の立川で創立した、創業半世紀を数える老舗印刷加工会社『福永紙工株式会社』が、さまざまなデザイナーとともに、紙を印刷・加工する可能性を追求するプロジェクトです。
今回ご紹介する『A3 SHELF』は、『トラフ建築設計事務所』がデザインを担当。空間デザインも手掛ける彼らならではの視点と融合した、限りなくシンプルで合理的なインテリアです。
カラフルな紙の棚は、デザインも構造も簡素で明快。
「小物を飾れるスペースが欲しいな」
「部屋の模様替えをしたいけれど、家具を買うのはちょっとなぁ……」
みなさんはそんなとき、ありませんか? 『A3 SHELF』は無駄なことも小難しさも一切ない、究極にシンプルなウォールシェルフです。
一見、何の変哲もない一枚に見えますが、もちろん、単なる紙ではありません。自然素材が原料の丈夫で軽い特殊紙「パスコ」を使用しています。収納ケースや靴のインソール、旅行用のトランクにも使われている素材なので、強度は抜群。そのうえ、表面にはコーティング加工が施されているので、水に強いだけでなく、汚れも簡単に拭き取ることができます。
さらに、取り付け方法は驚くほど簡単。好きな場所に画鋲でとめて、貼り合わせるだけです。釘もドリルも使わないため、いつでも取り付け・取り外しができる、優れもの。その上、耐荷重はなんと500gなので、目覚まし時計や雑誌を置いても余裕があります。展開色は、白、黒、イエロー、ピンクの4色があり、気分によって選択できるのも嬉しいですね。
一つだけ使うも良し、カラフルにいくつも取り付けるも良し、使い方は自由です。ラインナップは、A3サイズのほか、ちょっと小さめのA4サイズの展開も。サイズ・色ともに、自分の好みに合わせて自在にアレンジができる、遊び心満載のユニークなアイテムです。
『空気の器』『tapehook』や、『pick-a-book』などのユニークなインテリアを生み出してきた『かみの工作所』と『トラフ建築設計事務所』のタッグが提案する、新しいインテリアのかたち。「一枚布」ならぬ「一枚紙」のもつ可能性を、みなさんも体験してみてくださいね。
A3 SHELF
A3サイズの紙でできたシェルフです。
折ることで強くなり、画鋲で気軽に壁に取り付けることができます。
小物置きとして、飾り台として、使い方はさまざまです。
サイズ:W420×H57×D100mm
パッケージサイズ:W303×H457mm
本体:パスコ / マジックテープ
内容:1枚 ※画鋲は別売りとなります。
耐荷重:約500g
公式サイト:https://www.fukunaga-print.co.jp/
(価格・ラインナップは2017年9月現在のものです)
¥2,915(税込)