時代が変わっても、提灯の優しい光を【BON】

昔ながらの旅館や歴史ある夏祭りで、ぼうっとした落ち着きのある明かりを提供してくれる提灯。昔は当たり前に使われていましたが、今や日常生活で見る機会はほとんどありません。そんな日本の古き良きアイテムを、現代の生活にも馴染むように作り上げた照明器具をご存知ですか?

色も形もさまざまな、レトロ照明

福岡の八女市では、古くから盆提灯の生産が盛んです。良質な竹が豊富に採れることや、職人が1枚1枚手で漉いて染め上げる『八女和紙』が生産されていること、そして長年培った技術があること。それらが集まって、世界から称賛される提灯が出来上がります。

しかしそんな昔ながらの照明も、年月の経過とともに日常では使われなくなりました。このまま消えてしまうのはもったいない日本の伝統技術が集結したアイテムを、次の世代や世界中の人々に伝えたいという思いから誕生したのが、日本の伝統工芸の魅力を伝えるブランド『Techne』の『BON』というプロダクトです。

受け継がれてきた技をベースにして、現代風にアレンジしたこの製品。明かりの柔らかさや作りの繊細さはそのままに、今のライフスタイルにも溶け込む見た目を実現しました。

デザインはHOSHIKAGE(星影)、TSUKIFUNE(月船)、HANASHIZUKU(花雫)、HOTARUBI(蛍火)の4種類です。

HOSHIKAGE以外の3つには、職人が1枚1枚幾何学模様に染めた手漉き和紙を採用。それを筒状にして中央に入れることで、染め上げた色が光に照らされ、きれいに映えます。『WASHI』という差し替え用の和紙が販売されているので、季節ごとに色を変えるなど、自分好みにカスタマイズできますよ。

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    骨材に通したビーズが煌く、HOSHIKAGE。

形状はペンダントランプ、フロアランプ、スタンドランプの3種類。どれも独特な穏やかさがあるため、リラックスしたい部屋に置くことで落ち着いた空間を作ってくれますよ。用途に合わせて選んで、好きな場所を照らしてみてはいかがでしょうか?

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    TSUKIFUNEのペンダントランプ。WASHIの色や模様が映えます。
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    HANASHIZUKUのスタンドランプ。艷やかな佇まいで、一際目を引きます。

日本の日常を照らし続けてきた、歴史ある照明器具。部屋をパッと明るく照らせる蛍光灯も便利ですが、落ち着いた空間をセッティングしてくれる提灯もまた味があるものです。

世界中の最先端プロダクトを手に入れられる現代だからこそ、守るべき日本の伝統に思いを巡らせてみませんか?

BON

HOTARUBI

“BON”は、伝統工芸の手法を根底にしながらも、現代的な表現や新たな素材を加えることで生まれたハイエンドなインテリア照明です。

火袋となる紙を、特殊な技法で、重ね、張り、穿ち、独特な陰影を醸しながら、新たな灯りが生まれました。

【HOSHIKAGE】

・フロアランプ 寸法:直径550×H510mm 重量:2.5kg

・ペンダントランプ 寸法:直径550×H500mm 重量:1.9kg

【TSUKIFUNE】

・フロアランプ 寸法:直径550×H510mm 重量:2.3kg

・ペンダントランプ 寸法:直径550×H510mm 重量:1.7kg

【HANASHIZUKU】

・スタンドランプ 寸法:直径370×H1370mm 重量:3.7kg

・ペンダントランプ 寸法:直径370×H500mm 重量:1.7kg

【HOTARUBI】

・スタンドランプ 寸法:直径370×H1820mm 重量:4.5kg

・ペンダントランプ 寸法:直径370×H500mm 重量:1.7kg

公式サイト:http://techne.ltd/

(価格・ラインナップは2018年5月現在のものです)

¥172,000〜388,800(税込)

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