【KIKOF】かたちを変えて続く、次の伝統。

参照元: http://ofs.tokyo/

古くからその土地で作られてきたものは、そこで作られてきた理由があります。わたしたちが生まれるもっともっと前から続くものづくりを、かたちを変えながら継承していく。そんなプロジェクトが、琵琶湖のほとりで広がっています。

直線で作るやわらかな陶器

『KIKOF』は、クリエイティブユニット『KIGI』と、『マザーレイクプロダクツ』という滋賀県の職人さんたちが集まってできた組織が共同で立ち上げたプロダクトブランドです。“琵琶湖は日本の大きな器である”というコンセプトを掲げ、最初のプロダクトである陶器を「器湖(=きこ)」と呼びました。そして、後ろに「Free」「Future」「Fly」「Full」などの頭文字である「F」を加えてKIKOFが生まれたのです。

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    豊かな水の周りで育まれてきた伝統工芸。

滋賀県には、都であった京都で使われる道具などを作る工場や職人さんが多く存在していました。永年培われてきた技術と、現代の思想をもったデザインを取り入れて、2014年の秋に最初に商品化されたのが、信楽焼の土を用い、新しく技術開発して生まれた陶器です。

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    折り紙で出来ていそうな薄さを感じさせる器は、信楽の技術があってこそ。

直線のみで構成されているのに、どこかやわらかくも感じる器たち。お皿やカップ、コースターやスプーンなども揃っていますが、すべては8角形がベースの形になっています。陶器独特のしっとりとした質感とあいまって、テーブルに並べるとポリゴンの世界を見ているような気がしてきますね。

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    さて、どんなごはんを盛り付けよう?

器にはKIKOFの「K」のサインと、琵琶湖の表面積、「器湖」という漢字をモチーフにしたデザインが刻印されています。また、カラーのラインナップは、琵琶湖の湖面に映る色をイメージした、Morning blue、Noon white、Sunset pink、Moon nightの4色。それぞれ朝、昼、夕方、月夜と、琵琶湖の美しい風景が目に浮かんでくるようです。

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    裏面の濃い化粧泥もアクセントで美しい。
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    琵琶湖の1日を眺めているよう。

この他にも、米ぬかろうそくや木工製品、麻製品、縮緬などのアイテムも取り扱っています。どれもいわゆる、「ちょっと古くさい」から抜け出して、普段の私たちの生活に寄り添ってくれそうなものばかりです。

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    やわらかく優しい光をとどける米ぬかろうそく。
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    手作りの浜ちりめんのサシェはプレゼントにも。

伝統工芸という枠を飛び出して、現代の私たちに「ぴったり」を提供してくれるKIKOFのプロダクトたち。昔ながらの材料と技術と、そして新しいデザインに触れて、これからのかたちを一緒に考えていきませんか?

KIKOF

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KIKOF(キコフ)は、東京を中心に様々なクリエイションを行うKIGIと滋賀県の職人たちが集まってできた組織であるマザーレイクプロダクツが共同で立ち上げたプロダクトブランドです。

KIGIとマザーレイクプロダクツは、伝統工芸と長年培ってきた産地の技術に、現代の思想をもったデザインを取り入れることで新しい波を起こしたいと、ブランドKIKOFを発足しました。

取り扱い製品

Pottery(陶器)

Rice bran Candle(米ぬかろうそく)

Wood product(木工製品)

Ramie article(麻製品)

Silk crepe(縮緬製品)

公式サイト:http://kikof.jp/
(価格・ラインナップは2018年9月現在のものです)

¥10,800(税込)

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