「位牌」といえば、漆塗りされて金箔などで装飾されたものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。そういったものや昔ながらのお仏壇は、現代の建築やインテリアにはそぐわないものも多く、家に置かない人も増えているようです。しかし、亡くなった大切な人を想う祈りの対象はあったほうがいい……。そんな方へぴったりなのが、『森の位牌』です。
祈りとともに暮らす
森の位牌は、「十人十色の個性ある供養」をコンセプトに、天然木で作られるお位牌です。一切の着色を施さない自然のままの木を、108種類以上の中から選ぶことができます。
木目はもちろん、色味や手触りなども千差万別、同じものは2つとして存在しません。慣れ親しんだサクラやケヤキ、遠く異国の地に生えているチークなど、故人が好きだった、または愛用していた家具の材料だった木を選ぶこともできます。もちろん、それぞれを見比べて「なんだかあの人らしい」といった種類を選ぶのもいいですね。
土台はメープル材になっており、札本体の色味とのコントラストも楽しめます。横から見ると、まるで根元から力強く生える1本の木の幹のよう。木々が年月をかけて繁栄し、森になるさまを、脈々と続く人々のつながりとに重ね合わせてデザインされています。
森の位牌は、それぞれ違った木を選んでも、隣同士ぴったりと寄り添うように作られています。ご主人さまと奥さま、それぞれに似合った樹種を選んだら、隣に寄り添うように並べてお祀りする。そんな夫婦位牌にぴったりです。本体への文字の彫り込みも注文できて、文字の色やフォントも選択可能。故人のイメージ通りに作れそうですね。
基本の台座はメープルですが、限定生産としてステンレスタイプも販売されています。つや消し仕上げなので、光りすぎて悪目立ちすることもありません。ナチュラルテイストな空間に合った従来のものより、さらにモダンな空間に似合うようなデザインになっています。生前、オシャレ好きだった男性、もしくはモダンな暮らしを好んだ女性の方のために選んでみたいですね。
大切な誰かを亡くしたとき、悲しさを癒してくれるのは、その人への日々の祈りです。なかなか自分の家にご位牌を置けなかった方も、この森の位牌を祀り、故人へ想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
森の位牌
森のように十人十色。
大切な方のために選ぶお位牌、「森の位牌(もりのいはい)」。
横に並べるとぴったりと繋がり、寄り添うように飾れる夫婦位牌にも適した天然木のお位牌です。「森の位牌」の特徴として、札の素材を豊富な天然木から選べます。
●素材:メープル/札-樹種による
●サイズ:横幅42×奥行40×高さ140mm
●約3.5寸
公式サイト:https://www.inori-orchestra.com/
(価格・ラインナップは2018年11月現在のものです)
¥35,000~(税込)