どことなく可愛らしくてスタイリッシュな、まんまるいこちらのプロダクト。いったい何だと思いますか? もちろんオブジェではありません。こう見えて、実はとても機能的なインテリアなのです。
ユニークなのに、ほっこり、しっかり。
美しい円形に刻まれた、まっすぐなライン。その内側には、便利な“あるもの”が隠されています。その“あるもの”とは、なんとデスクとシェルフ。『Pill』と名づけられたこのまんまるいアイテムの正体は、折りたたむことができてマルチタスクが可能なインテリアなのです。
上部の半円を開けると、そのカバー部分が机になるというシンプルな仕組み。下部は観音開きになっており、収納スペースとして使用することができます。また奥行きが30cmほどなので、使わないときは畳んでおけば、まったく邪魔になりません。あるいは、デスクを開けたままにしてオープンラックとして使っても、絵になりますね。どんなアイテムでこの空間を彩るか、レイアウトが楽しくなるデザインです。
このアイテムは、『EMKO』とリトアニア出身のデザイナーDalius Razauskas氏との取り組みによって誕生しました。バルト三国の1つであるリトアニアを拠点に、さまざまなデザイナーと協業し、インテリアやホームアクセサリーの制作に取り組むEMKO。彼らの最大の特徴であるリトアニアンデザインは、北欧と西ヨーロッパ、そしてロシア東部の3つの文化が交錯した古代バルトの伝統的な職人技がルーツです。そんなユニークなバックグラウンドのデザインを世界に広めるべく、ものづくりに取り組んでいます。その実力は世界で認められており、若手有望デザイナーに与えられる権威ある『if CONCEPT AWARD』や、世界三大デザイン賞の1つである『red dot award』の受賞経験があるほどです。
デスクとしてはもちろん、ちょっとしたミニバーや、趣味の空間など、色々なニーズにスマートに応えてくれる、優れもののPill。機能的ながらユニークで、どこか温もりあるその佇まいからは、リトアニアンデザインの持つ多様性を感じとることができます。
そんなPillとともに、ちょっとおしゃれで特別な空間を演出してみてはいかがでしょうか。
Pill
Pillは丸型のウォールデスク/シェルフです。壁に取り付けて、上半分は開くとデスクになります。
材質:MDF、パイン材プライウッド
サイズ(cm):
Φ 111.2 × D 30.5
デスク使用時 D 84.5 × H 75
※ 高さは 75cmが標準ですが、自由に設定が可能です。
本体重量:55 kg
(価格・ラインナップは2018年11月現在のものです)
¥274,968(税込)