明るい色の木をメインに、ナチュラルで優しい雰囲気の家具をセレクトしている『BRUNCH』。カラフルな色づかいの家具や北欧柄のかわいらしいテキスタイルなど、インテリア好きの女性の心をくすぐるラインナップです。
気持ちも丸くなる、やさしい雰囲気の家具
こちらは目黒通りに5店舗を構える無垢の木の家具のお店『BRUNCH』の本店。大正時代からある古い建物をリノベーションした2階建てのお店には、キッチンボードやダイニングセットなど、家族で使う家具が多く、並べられています。
「BRUNCHは流行を追いかけるようなことはなく、わりと普遍的なデザインのものが多いのですが、本店ではここ最近、海外で見られるようなカラフルな家具もとりいれるようにしています」
スタッフのDさんの言葉どおり、ところどころに明るい色の椅子や照明が置かれています。
ホワイトオークにレッドオーク、タモやブナといった明るい色の木の家具を中心にセレクトしていて、丸みをおびた華奢な脚など、女性的なデザインで統一されています。一部、BRUNCHスタッフが企画したオリジナルの商品も。1階の中央に置かれたダイニングテーブルは人気のオリジナル商品です。うすい天板の机には引き出しもついており、上品かつ機能的です。
スタッフはふたりとも女性。子ども連れのお客さまにもゆっくり見てもらえるようなお店づくりを意識しているそうで、お店全体がやさしい雰囲気に包まれています。
ずっと使うから、フィット感も細かくチェック
こちらではいきなり家具を販売することはなく、実際の使用感を確認してもらうため、お部屋のサイズに合わせて家具を配置してみるそうです。
「2階は柱も多くて、スペースが限られるのですが、『このぐらいの距離感だったら、ちょうど良いね』というのを体感してもらうようにしています」
試してみると、思っていたのと実際のサイズが違っていたということも少なくないのだとか。
なかでも、いちばん気を遣うのはダイニングセットだと、スタッフのDさん。
「同じ身長でも手脚の長さや座高、体格は一人ひとり違います。椅子に座ったときの足のつき方を見ると、この人にはピッタリだけど、この人は足が届かないということがあるんですね。足が浮いていると疲れてしまうので、その人の分は椅子を下げてあげるというようなこともします」
家族全員が楽に使えるように、本人も意識していないような数センチの違いまで、きっちりチェックするのです。ダイニングはほぼ毎日、使う場所。ほんのちょっとした調整で、毎日、気持ちよく使えるなら、ぴったり合ったものを選びたいですよね。
「レンジやトースターも棚に入ればOKと思いがちなんですけど、少しスペースを空けて置かないと木が変色してしまうこともあるんです」と、キッチンボード選びでもきめ細やかな配慮が。上手な家具選びで、家事をする時間、家で過ごす時間がちょっと変わるのかもしれません。
PHOTO by Yusuke Nishimura
BRUNCH
サイズのチェックや仕様のご相談など、細かいところまで、じっくりお話をさせていただきます。その分、打ち合わせにも時間がかかり、小さなお子さんがいると落ち着かないかもしれませんが、スタッフが様子を見ながら対応しますので、どうぞ、気兼ねなくお越しくださいね。
by スタッフのDさん
東京都目黒区下目黒5-18-20
Tel. 03-5773-8299
Email brunch@brunchone.com
11:00 – 19:00 水曜日定休
http://www.brunchone.com/brunch/