2020年の東京五輪に向けて禁煙推進の波が加速している昨今、「そろそろたばことサヨナラしなきゃ」と考えている人は少なくないですよね。ところが、そうは思っていても、たまに一服するととてもおいしく感じちゃったりして……。今回ご紹介するのは、そんなジレンマに揺れ動いているスモーカーにオススメの逸品です。
灰だけが美しく、ゆっくりと積もっていく。
健康によくない影響を与えるといわれているし、服はもちろん部屋やクルマにもイヤなにおいを付けるし、おまけに受動喫煙でまわりの人たちに迷惑もかける……。かくいうボクもスモーカーの一員ですが、つくづく、たばこってよくないことだらけだなと痛感してしまいます。でも、根を詰めて仕事を終わらせたあとや、いい感じに酔ったときにくゆらせる一服は、なんともいえないおいしさなんですよね。いやー、たばこって、ほんと罪なヤツ。だから、禁煙推進が声高に叫ばれている今の風潮にはこう言いたい。「ホントごめんなさい。なるだけ迷惑をかけないようにするから、たまの一服くらい勘弁して!」。
さて、むなしい主張を終えたところで本題へ移りましょう。今回ご紹介するのは、今や少数派となったスモーカーに親愛の情を込めて贈りたい、ちょっとぜいたくなアイテム『ASH GLASS』です。平たくいうと「灰皿」なんですけど、耐熱ガラスとステンレス部材を組み合わせた、他とは一線を画すスマートかつエッジーなデザインがかっこいい! 昨年惜しまれつつ亡くなった吉本新喜劇の名優、島木譲二さんが「ポコポコヘッド」のときに使っていたものとはまるで違う輝きを感じます(R.I.P.)。
デザインのモチーフは「砂時計」。カップ上部から落ちた灰が下側のカップ外側に降り積もり、灰がたまっていく過程を楽しめるところも砂時計そっくりです。吸い殻は上部のシガーレスト部の蓋から内部に捨てることができ、外側から「ゴチャッ」とした様子が見えないよう配慮されているところもポイント。灰だけがゆっくりと積もっていく美しい風景は、たばこが苦手な人からもきっと好評を集めることうけあいです。お値段はちょっと張るけれど、ぜいたくな「たまの一服」を味わいたいならぜひ!
ASH GLASS
『ASH GLASS』を製造・販売しているのは、東京生まれのハンドメイドブランド『BP. 』。公式サイトおよびオンラインショップでは、このほかにもデザインのチカラを感じさせるアイテムがずらりと並んでいます。
(価格・ラインナップは2017年5月現在のものです)
公式サイト:http://www.bptokyo.com/
オンラインショップ:https://bptokyo.stores.jp/
¥24,840(税込)