懐かしき幻想的な光が現代に蘇る【AZUREST×GIXIE CLOCK】

懐かしさの中に新しさがある。そんなレトロモダンな魅力を持つアイテムに惹かれてしまうのは僕だけでしょうか。古さと新しさ。その両方が、互いの良さを引き立て合っているように感じます。そんな好例とも言えるプロダクトを発見しました。かつてのデザインをそのままに、より高性能になって戻ってきたようです。

一つひとつが組み合わさって時を刻んでいく。

どこかノスタルジックに照らされる6つの放電管。今回ご紹介するのはこの管たちによって時間が表示される『AZUREST×GIXIE CLOCK』です。レトロな風合いのデザインは1950年代に普及していたニキシー管時計がモチーフとなっています。

そもそもニキシー管とはどういったものなのでしょう。

それは1954年に開発された、数字を表示するための放電管のこと。当時はデジタルで情報を伝える製品は存在せず、数字や文字のカタチに合わせて電球を複数個並べるのが主流のやり方でした。そこにニキシー管が登場。たくさんの電球を使うことなく、単体で数字が表示できる利便性から多くの機械に搭載されていきます。昔の映画やドラマを見てみると、駅の掲示板や自動販売機の金額表示の部分など、いろいろなものに使われているのに気づきますよ。

その後、時代が進むにつれて、蛍光灯やLEDといったより高性能な表示器が登場。ニキシー管の需要は激減し、1990年代には全世界で生産が中止されてしまいました。

そんな中で「この美しいフォルムを忘れることはできない」「もう一度ニキシー管時計を楽しみたい」といった人々の強い願いから、現代技術によってつくり出されたのが『AZUREST×GIXIE CLOCK』です。

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    モダンな空間にもマッチする現代的なデザイン。

実はこの製品。ニキシー管に見える部分をLEDチューブ管によって再現したもの。それによって生産中止の原因となった「高価」「高エネルギー消費」「壊れやすい」という3つの問題点をすべてクリアしました。

また特筆すべきは、従来のニキシー管では表現できなかった色の表現が可能になったこと。通常モデルでは土台部分のボタンで、Wi-Fiモデルではスマホアプリで、なんと1600万色から好みの色を管ごとに選ぶことができます。お部屋の雰囲気やその日の気分、持ち主の好みなどに合わせて自由に色を変えられるのがポイントです。

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    あえて全部を違う色にしてみても面白そうですね。

毎日、何回も見る時計に、自分らしさとこだわりを。『AZUREST×GIXIE CLOCK』によって少しレトロに、それでいてスタイリッシュに、生活を彩ってみてはいかがでしょうか。

AZUREST×GIXIE CLOCK Wi-Fiモデル

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サイズ:約26cm×5cm×高さ11cm
本体総重量:約605g(チューブ管、USBコード含む)
電力:5W
カラー:ブラック、シルバー、レッド
Made in China

¥34,800

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