半世紀以上も前から、世界で愛用されている壁面収納システム。それが、スウェーデンの建築家、ニルス・ストリニングが、1949年に完成させた『string(=ストリング)』です。時代を先読みして、爆発的にヒットしたこのプロダクトは、当時と同じように、現在の私たちの暮らしをより便利にしてくれています。
お部屋の壁を、自分でアレンジ。
はしご状のフレームを壁に取り付けて、好きな高さに棚板を乗せる。このいたって簡単な作業があなたのお部屋を劇的に、機能美にあふれた空間に生まれ変わらせます。正直「たったひとつの棚で?」と思うでしょう。たしかに、“ただ”の棚が増えただけでは、ちょっと便利になる程度。しかし、ストリングは違います。膨大なパターンを組み合わせることによって、最初はひとつだった棚を、壁がある限り付け足していくことができるのです。
では早速、この製品がいかに機能的で実用性に満ちているかをご紹介していきましょう。まずストリングというのは、収納のスペースをつくるシステムであり、家具のパーツでもあります。つまり、「複数のパーツを自分で選んで、組み合わせてつくる収納」ということです。
最大の特徴は、その汎用性。ひとつひとつのパーツがシンプルに作られており、かつ、高さや奥行きのバリエーションが豊富に用意されています。各部品は上下左右に連結できるので、自分が思い描いたカタチを実現することが可能。装飾のない棚板は扱いも非常に簡単で、組み立てに煩わしさを感じることはありません。
さらに棚板だけではなく、棚そのものをフレームに乗せるという点にも注目です。日本ではなじみがないですが、これが北欧では一般的なスペースの活用法のよう。ちょっと離れたところから見ると、キャビネットが空中に浮いているようにもみえます。
自らが思い描いた壁面収納を実現できるのは嬉しいですが、「少し難しそう」と思うかもしれません。そんな時は公式サイト、またはiPad専用アプリを使ってストリングを使った空間デザインをシミュレーションしてみましょう。画面上の仮想とはいえ、やり始めると、どんどんアイデアが湧いてきます。あれも、これも、こうしたらどうかな、などなど。考えているうちに、自分の理想の収納のカタチが見つかるかもしれません。
誕生から基本的なデザインは変わっていないストリング。それを元に新しいパーツが続々と増え続けているのです。半世紀以上も前に考案されたパーツと現代になって生まれたパーツが融合して、さらにフレキシブルになっていく。
いわば、「普遍性」を体現している、この収納システムでお部屋の壁の使い方を広げてみてはいかがでしょうか。
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スウェーデンで生まれた収納システム。長い歴史の中で、世界中の収納の悩みを解決して来ました。使い方はあなた次第で無限に広がります。
<お問い合わせ先>
ストリング ファニチャー株式会社:info-jp@string.se
公式サイト:http://string.se/ja/