ウスターソースなんてどれも同じでしょ。そもそも、あんまり使わないから食卓にも置いてないし……。そんなあなたにこそ、知ってほしい逸品があります。その名も「トリイソース」。静岡・浜松で一つひとつ手づくりされている、常識をくつがえす激ウマソースです。ひとくち味わえば、トリコになることうけあいですよ。
まろやかな味わいの秘訣は、90年以上使い続ける「木の桶」。
もう、はっきり言いましょう。ちょっとでも「おいしいもの」に興味があるなら、この「トリイソース」は知っておかなきゃダメです。人生、かなりソンします。
いや、ぜんぜん大げさじゃなくて、ほんと、それくらい絶品なんです。ひとくちでも味わえば、きっと「今までのウスターソースって何だったんだ!」と叫ばずにはおれないはず。事実、ぼくはからっぽの皿に向かって、むなしく(心の中で)叫びました。あと、ずっと前からこの味を知っていたなんてズルい、と浜松の人に激しく嫉妬したことも覚えています。
では、いったい他のウスターソースと比べて何が違うのか? 一番のポイントは「まろやかな旨味」がじんわりとにじみ出てくるところ。ウスターソースの中には酸味や塩気が強く、パンチの効いたものも少なくありませんが、そういったものとは180度違う味わいです。
その秘訣といえるのが、国内唯一の製法である「低温二段抽出法」と、大正13年の創業時から90年以上も使い続ける「木桶による熟成」。手間暇かけて引き出されたスパイスの旨味と香りに、長い時をかけて木桶にしみ込んだソースの味が加わり、まろやかで味わい深いソースが醸し出されるのです。
ワインやウイスキーのようにじっくりと醸されたウスターソースは、アジフライやトンカツ、天ぷらといった揚げ物料理はもちろん、野菜炒めや目玉焼きなどの焼き物料理とも相性バッチリ。
「醤油とソースの中間」とも称されるこの味を知れば、トリイソースが歩んできた長い歴史をしのぶことができます。
国産野菜100%。素材にも製法にもこだわりがたっぷり。
トリイソースのおいしさの秘訣は、「木桶による熟成」だけではありません。保存料・着色料・化学調味料を一切使用せず、カラダにやさしい無添加にこだわっているところもその一つ。野菜は地元でとれたものを中心にすべて国産、砂糖はミネラル豊富な種子島産の粗糖(そとう)、お酢やカラメルは自社生産したものだけを使用するなど、厳選に厳選を重ねた素材も特長です。
また、一般的なソースメーカーでは野菜を煮込んだあと、その煮汁だけを使用して野菜は捨ててしまうそうですが、トリイソースでは野菜の旨味を100%活かすため、手間をかけて粉砕してからソースの中へ。びんの底にはわずかに野菜の固形分が残っていますが、それもまたおいしさの秘訣なのだとか。
他にも、まろやかな風味を引き立たせるため、スパイスをパウダー状にせず原形のまま漬け込むなど、すべての工程にストイックなまでのこだわりが込められています。
いろいろと能書きを連ねてきましたが、なにはともあれ論より証拠です。200mlで420円とそれほど高価でもないので、ダマされたと思ってまずは実食を。
きっと、あなたの「ウスターソース観」が変わるはずです。
トリイソース
オンラインショップでは「ウスターソース」のほか、「中濃ソース」や「オムライスをおいしくするソース」「ポン酢」など、多彩なラインナップが販売されています。毎年12月には、即売切れ必至の「トリイソースの究極のソース」も限定販売されます。
【トリイソース】
オンラインショップ:http://www.torii-sauce.jp/