伝統の技法「注染」でつくられる、古くて新しい手ぬぐいブランド。【にじゆら】

大阪府堺市の老舗染め工場がつくる手ぬぐいブランド「にじゆら」。明治時代からつづく伝統技法「注染」を活かしながら、現代的なセンスをかけ合わせた染めものをご紹介します。

にじんだり、ゆらいだり。繊細でやさしい風合いが、なんかいい。

「注染」とは、明治時代に大阪で生まれた染めの技法のこと。1枚のさらしもめんをじゃばら状に重ね合わせ、表からと裏からの両面に染料を注ぐことで、裏表なくきれいに染まるところが特徴です。

「にじゆら」は、伝統あるこの技法を活かしてつくられる手ぬぐいブランド。すべての工程を職人さんの手仕事で行うからこそ表現できる、「にじみ」や「ぼかし」のなんともいえない風合いが魅力です。

工程上すべてをきっちり均一には染められないため、同じデザインでもごく微妙に誤差があり、ひとつとして同じものが存在しないのだとか。そんなところも、「なんかいい」ですよね。

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また、思わず二度見してしまうユニークなデザインも「にじゆら」ならではの魅力。さまざまなジャンルで活躍するアーティストたちとコラボするなど、「注染」という伝統を大切にしながら、これまでにないものづくりが目指されています。

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オンラインショップでは、「ほんわり浮かぶ」「あいまいな色」「くり返されて」といったデザインカテゴリー別にお好みの1枚を探すこともできます。ぜひ覗いてみてください。

包んだり、飾ったり、纏ったり。いろんな使い方を楽しめます。

ワインや日本酒などのボトルを包んだり、額に入れてインテリアのアクセントにしたり、ブックカバーやシュシュにしたり……。デザイン性に優れた「にじゆら」は、アイデア次第でじつにいろいろな使い方に応えてくれます。中には、ネクタイや帽子をつくる人もいるんだとか。あなたなら、どんなふうに活用しますか?

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上質な日本製のさらしもめんを使用しているから、使うほどに柔らかさが増し、肌になじみ、いい感じの風合いになっていくところも魅力です。好みの1枚を手に入れたなら、公式ホームページに掲載されている「お手入れ方法」を参考にして、自分だけの手ぬぐいを育ててあげてください。

にじゆら

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にじゆら

大阪府堺市の本社工場では「工場見学」が2ヶ月に一度のペースで開催されています。生産工程を間近に見れば、注染手ぬぐいのことがもっと好きになるはず!
http://nijiyura.com/
http://www.nijiyura.jp/hpgen/topmenu.html

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