手作業で仕上げたものには、大量生産で生み出されるアイテムにはない“温もり”を感じることがあります。今回は、そういったモノづくりの喜びを共有し、暮らしに生かす人たちが集う『日の出ファクトリー』をご紹介します。
都会の暮らしに「モノづくり」スポットを
東京都豊島区東池袋。見上げれば高層ビルが立ち並ぶ都会的な雰囲気の中にも、下町情緒あふれる懐かしい光景が見られるエリアです。『日の出ファクトリー』は、そんな今と昔の2つの雰囲気を持ち合わせた街並みの中に、「モノづくり」をコンセプトにしたコワーキングスペースとして、2016年春に誕生しました。
開設以降、つくる人、学ぶ人、そして、素敵な作品との出会いを求める人たちが多数訪れてきました。また、豊島区や企業とのタイアップで、コラボレーションしたイベントもたびたび催され、地域の活性化につながった活動も盛んです。
作り手と訪れる人に、新たな道を切り開く
『日の出ファクトリー』は、シェアアトリエ(=つくる)、ワークショップスペース(=学ぶ)、シェアショップ&ギャラリー(=買う、鑑賞する)という3つ軸をベースに、運営をしています。
まずは、作り手たちがシェアする作業スペースとしての場所。
ここに来れば、互いに刺激を受けあうことで、創作意欲を高まるので、作業の途中で行き詰まることがあっても、ヒントが得られるかもしれません。
また、自分の作品をより多くの人たちに知ってもらうように、販売・展示が可能なスペースも併設。
この場所を訪れる人に、自分の作品を触れてもらえるように、作り手さんが自らがアピールし、販売するケースもあるそうです。
つくる、買う、鑑賞するだけでなく、暮らしに役に立つ「学びの場」としての役割も担っているのも『日の出ファクトリー』の特徴。「手作り」の良さを体感してもらうためのワークショップも、定期的に開催されています。
カリキュラムは、リース作りや藍染体験、テラリウム……と、さまざまなので、お好みで選びますよ。
また、サークル感覚で参加できる親子向けワークショップであれば、お子さんに貴重な体験をさせることもできます。
クリエイターや学びを求める人たちの交流の場であり、その創作活動をサポートする『日の出ファクトリー』。
この場所を拠点に活動する人たちが、自分の持ち味と磨いた技術を生かし、モノづくりのフィールドで活躍する日が来るのが、楽しみですね!
日の出ファクトリー
住所:〒170-0013 東京都豊島区東池袋2-6-2
ロイヤルアネックス別館205号室
問い合わせ先:hinodefactory@gmail.com
公式facebookではとっておきの情報が掲載されています。ぜひチェックしてみて下さいね!