同じ通り沿いにある「POINT No.39」の系列店。本店と同じく、1900年代〜1970年代のアメリカのアンティーク家具を扱っています。こちらのお店は照明がメイン。アメリカから仕入れてきたパーツでつくるペンダント照明は、パーツを選んでカスタムすることもできます。
いい味に育てられる家具と照明
入り口からすでに古き良きアメリカの雰囲気がただよう「POINT No.38」。ドアを開けると、天井にはたくさんの照明が並んでいます。ゴージャスなシャンデリアに発明家が使いそうなランプ……。
店内を見渡せば、ペンダント照明のほかにも、寝室に置くスタンドや壁を照らすブラケットなど、あらゆる照明が揃っています。そして、その合間をぬうように置かれているのは、椅子やチェスト。飴色になり、傷の入った木の風合いがいい味を出しています。
こちらのお店で注目したい素材は真鍮。スタッフみんな真鍮好きで、よく仕入れてくるそうです。というのも、真鍮は使いかたによって、くすんだり、色味が変わったり、古いものにしかない味わいをたっぷり楽しめるから。どの部屋で使っていたか、どんな電球を何時間ぐらいつけていたか、使っていた人の歴史が照明に刻まれているのです。アメリカから取り寄せたパーツはメッキではなく、無垢の真鍮。使ううちに段々とくすんでいき、変化が楽しめます。もちろん、気になる人は磨けば元通り。錆びることもありません。
パーツを組み合わせて照明をカスタム
電球はちょっととがったかたち、ソケット部分は黒っぽい色でカッコよく。そんなふうに照明のパーツを細かく選べたら楽しいと思いませんか? POINT.No.38は、そんなワガママにも応えられるお店。パーツをカスタムできるオリジナル照明があるのです。
ベースになるのはカタログに掲載されている照明。スタッフおススメのスタンダードな組み合わせに、自分の家では電球の数を増やしたい、ガラスを取りつけたいといったカスタムができるんです!
洋服でも試着してみたら、アレ? なんてことがあるように、照明も実際に組みあがってみたら、思っていたイメージと違ったということもあります。こちらのお店では、奥にある作業場で、実際にパーツを仮り組みしながら相談に乗ってくれるので、安心。
全体の印象やボリューム感などを少しずつ変更しながら、理想の照明に近付けていくことができます。家での取りつけが心配な方には提携の業者さんの紹介も。
「こんな照明があったらいいのに」というイメージを持っているなら、ぜひ伝えてみて。
家具の上に何げなく置かれている雑貨やお店でかかっているBGMなど、細かなところまでオールドアメリカンな空気感が味わえるPOINT.No.38。照明がたくさんあるので、日が暮れた後のお店の様子もまた、雰囲気があってステキです。昔の映画に入り込んだ気分で楽しんでみて。
PHOTO by Yusuke Nishimura
POINT No.38
照明のカスタムは初めてだと敷居が高いかもしれませんが、ぜひ気軽に声をかけてください。
まずはどんなイメージになるか見てみたい、予算内でできるかどうかだけ確かめたい。そんなお話も歓迎です。相談してもらえると、結構いろいろなことができますよ。
古いものをとりいれてみると、ちょっと気分も変わります。スタッフと話をして、お気に入りを探してみてください。
by 店舗管理マネージャーのサナシン・エクラックさん
東京都目黒区下目黒4-11-22
Tel. 03-6452-4620
Fax.03-6452-4620
Email joylife@p39-clowns.com
12:00 – 20:00 水曜日定休