こんにちは。リノスタ・ライターの雨森です。最近、とまりません。ずっととまらないんです。
私、都内の普通の賃貸住まいです。部屋、当然せまいです。でもね、好きなんです。おしゃれな部屋が。カッコいいインテリアが。それを見るために、いつもタンブラー(SNSの一種)を観ているんです。
だからこそ、とまらないんです。
そう、“妄想リノベーション”がとまらない……。
だいたい、ある。いや、絶対ある。
オシャレな部屋の写真を見ていると、だいたいあるんですよ。観葉植物が。なんなんですか、アレは。なんで植物があったらオシャレなの? いった誰が決めたんだ!
ま、でも簡単ですよね。アレでしょ? 無印とかで売ってるの、置けばいいんでしょ? 無印までいかなくても、100均でいいよね。窓際とか、ダイニングテーブルとか、部屋のちょっとしたところに2〜3個、サササッと置けばね。うん、僕にもできそう!
え? そんなことないって? ん〜……じゃあどうすればいいんだ……。
では、海外のオシャレ部屋、参考にしちゃいましょー!
まずはダイニング。そうそう、この感じ。机の上に5〜6個が並んだ姿が、故・いかりや長介さんを中心としたドリフターズっぽさを出しているけど、とは言え、めっちゃオシャレ!
天井の木と、そいつが生み出す斜めの影が、さらにスタイリッシュに空間を演出してますね! こんなダイニングテーブル、憧れるなー。
続いてはキッチン。お、その上のところに植物を置きましたか。贅沢!
でも、日本の狭いキッチンだと、そこに食器を置かなかったら、どこに置いたらいいんだ……。
ちょっとキッチンが広いからって、チキショー!
仕事場、こう来ましたか。いいですね! 部屋の主役といってもいいレベルの存在感を放つ大物を1発ドーンと置くっていうやり方。
ま、こんなに広い仕事部屋とか、一生もてないけど!! そもそも、そんな大物が元気に育つほどの光量をとれる窓とか、絶対に無理だけど!
今度はもう一度、ダイニング。
いや〜、吊るしたねー。完全に吊るされました。まさか、ここまで吊るされるとは!! よっ、ミスター、ツルシ!
これ、めちゃめちゃアリ! S字フックを使ったり、ワイヤーを使ったり……。悔しいくらい、いい吊るし方です。
植物は“置くだけじゃない”ということが、よく分かります!
これまたチョーおしゃれ。背景となる無骨なコンクリートと有機的な緑のコントラストが憎いぜ!
けど、ちょっと疑問。そもそもこのスペース、何の場所? オシャレ感を魅せるためだけの場所? こちとら、賃貸住まいじゃい! そんな余裕、ないわい!
魅せるプレーはいいの! 君たちはネイマールのフェイントか!!
ちょっとしたオフィスでしょうか。これ、2階のところ、どないなっとんねん。もさりすぎ! 水をあげる時に、下の社員が「つめたっ!」ってなりそう。
ここまでモサモサだと、虫、隠れてるよね。っていうか、怒られた新入社員、隠れるよね、これ。
でも、オシャレ! そうか、植物って、多ければ多いほど、いいのかも。。。
やっぱり! 多ければ多いほど、いいんだ。これは吊るしとの合わせ技。めちゃめちゃいいなー。
そうかー。2〜3個、ちょこちょこっと置くんじゃなくて、置けるだけ置く。吊るせるだけ、吊るす。それがいいのかー。
ここまでいくと、もはやホラーだけどね。夜、怖い……。
うん、森やね、こうなってくると。リーモー。もはやヤーへーじゃない!
でも、かっこいいなー。やっぱり、ある程度の“量”が必要なんだなー。
……って、自分の部屋でこんなこと、できるかー! ぜんぶ参考になど、なるかー!!
今日のまとめ
では、海外のオシャレ部屋から学んだ、観葉植物の置き方、まとめてみましょう。
・1発、バカでかいのを置いて、さらにアクセントで小さいものも置く。
・キッチンでは、食器を捨ててまで、植物を置く。
・ただ、観葉植物を置くだけ、「ここ、オシャレでしょ?」を訴えるだけ、のスペースを設ける。
・吹き抜けの2階部分には、人が数人かくれることが出来るくらい、もさらせる。
・とにかく、吊るせるだけ、吊るす。
・森を目指す。
うんうん。なるほど! つまり、分かったことは……
ぜんぶ、でけへん!! 日本の賃貸じゃ無理!
(しかし、妄想はつづいていく)