追いかっけっこをする子どもの姿を見かけたり、慣れ親しんだ草花をふと道端で発見したりすると、幼い頃を思い出して懐かしさがこみ上がることがあります。今回お見せするのは、そんな感情を呼び起こしてくれるアイテムたちです。
癒されるような家具と過ごす。
東京都目黒区にあるデザイン会社『株式会社83Design』は、デザイナー矢野宏治が2014年に設立しました。家具や電化製品、食品や酒器など多くの企業のさまざまな製品を手がけており、世界4大デザイン賞のひとつともいわれる『グッドデザイン賞』も過去に受賞しています。
今回取り上げるのは、同社が制作販売しているオリジナル商品たち。公式ページでは作品の一覧が見られますが、どれもなんとなくユーモアを感じるものばかり。ふっとその場を和らいだ空気にしてくれそうなプロダクトです。
例えば、身体は動物、頭部はライトのかたちをした照明『light boy』は、童話の中から出てきたようなデザインが特徴です。説明文がまた面白く、“照明ももっと人に近いプロダクトになりたいと思っているかもしれない。”という箇所に心惹かれました。イライラしながら自室にこもったときも、この子がそっと照らしてくれたら随分慰められそうですね。
また置き時計『83DP-FD01』は、「振り子時計」をイメージしてつくられています。幅95mm、奥行62mm、高さ147mmという、戸棚のちょっとした場所にも置けるコンパクトなサイズ。色は青と白の2種類で、スタイリッシュな見た目ながらも、まるで玩具のような可愛らしさも感じます。
他にも、幼い子供が肩車されている様子を模した椅子『KATAGURUMA』や、スーツ姿のお父さんをかたどった花瓶『Vase of dad』など、ほっと力を抜けさせてくれるようなアイテムがつくられています。
83Designのプロダクトが部屋にあったら、慌ただしく過ぎゆく毎日の中で、心休まる瞬間が訪れるかもしれませんね。
83D
東京都目黒区にあるデザイン会社『株式会社83Design』。同社のアイテムは、どれもなんとなくユーモアを感じるものばかりです。
公式サイト:http://83design.jp/original-products/
(価格・ラインナップは2018年4月現在のものです)
¥1,200,000(税込)
¥14,900(税込)