【Baby Storia】小さな赤ちゃんと家族の気持ちに寄りそう、優しい肌着

低出生体重児とは、早産で生まれた2,500gに満たない赤ちゃんのこと。新生児医療の発達により、これまでは救えなかった命が救えるようになり、それにともない増えてきました。

発案者の谷山綾子さんも、３人目のお子さんが445gの低出生体重児で生まれたんだそう。
その時に経験したのが、肌着のサイズ問題。看護師さんに肌着を持ってくるように言われて、当たり前のように用意した新生児用の肌着があまりにブカブカで、赤ちゃんの細い身体が露出してしまい、戸惑ってしまったんだそうです。

そこで実際に自身で赤ちゃんのぴったりサイズに肌着を作り、その経験を元にBaby Storiaでの肌着づくりが始まりました。

一般的な新生児用の肌着に比べて一回り小さく、小さめ赤ちゃんにフィットするよう作られています。たくさんのチューブやモニターなどにつながれていても、すっきりとして見え、はだけて身体が露出するようなことも少なくなります。もちろん、赤ちゃんにとっても着心地よく、動きを邪魔しません。

小さめの赤ちゃんは成長がゆっくりな場合が多く、一般的な新生児用肌着ではぴったりサイズになるのに時間がかかり、なかなか成長を感じにくいもの。しかしこの肌着なら、少しずつでも確実に大きくなっていく赤ちゃんの成長過程を感じられます。

とくに目を惹くのが、その鮮やかな色。
一般的な赤ちゃんの肌着は、パステルカラーやナチュラルな色が中心ですが、『Baby Storia』ではポップなヴィヴィッドカラーが特徴的です。
どうしても無機質になりがちな病院での生活に彩りを与えたいとの思いから、あえてカラフルな色が選ばれています。

また、シンプルなデザインにひと際映えるのが胸元の優しいレース。赤ちゃんの顔まわりが明るく華やかになるだけでなく、肌着の裏表がすぐに分かるようにと付けられています。
赤ちゃんだけでなく、お世話をする家族のことも考えて作られているんですね。

そして、低出生体重児の多くは免疫力が低く、肌もデリケート。ちょっとした刺激が肌への負担となってしまうことも少なくないため、肌ストレスの少ない国産の上質コットン素材を使用しています。
素材そのものも通気性や吸収・吸湿性といった機能性がありつつ、二重ガーゼ構造になっているため、保湿や保温性をさらに高めてくれるんです。

他にも、ひもの位置やスナップボタンに工夫があったり、安心のベビー服専門国内工場での生産だったりと、赤ちゃんが心地よくいられるように、そして周りの家族が笑顔でお世話できるように、とことん細かい部分まで考えぬかれて作られています。

小さめの赤ちゃんは、生まれたあとも医療ケアが必要な場合が多く、なかなか肌着のサイズにまで気遣いがまわらないかもしれません。
しかし、大きい肌着のなかで赤ちゃんの身体が泳いでいるのを見るたびに、小さく生まれたことを感じさせられ、つらい思いにかられることも多いといいます。ぴったりサイズの肌着を着せてあげられたら、そんな思いをせずに、明るい気持ちで毎日赤ちゃんと触れあうことができるはずです。
サイズだけでなく、赤ちゃんと家族の気持ちにも優しくフィットする肌着を選んでみませんか？