おもてなし。それはお客さまを迎える表裏のない待遇です。心から相手を招き入れるためには、他者を敬う気持ちに加えて、差し出す“モノ”に気を配ることも大切。特別な方とのつながりを、この子たちが一生懸命に、結んだり包んだりしてくれるかもしれません。
これからも末永くご縁がありますように。
来客を招く準備をしていると、テーブルの上に食器をどう置こうか迷ってしまいますよね。おもてなしの際には、何でもひとまとめにできるトレイがほしいところ。そこで、カフェトレイ『musubi&tutumi』はどうでしょうか? 木のぬくもりや厚みを感じられる無垢材でできているため、柔らかいけれどどこか凛とした雰囲気があります。木目の美しさと落ち着きのある色合いを眺めながら、優雅なひとときを過ごしてみてください。
また、両端の断面が丸く面取りされており、持ち上げやすくなっているのも特長です。耐水性のあるウレタンオイルでコーティングされているから、普段の食器洗いと同じような後片付けでOK。オイルによるなめらかな触り心地もポイントであり、長い間使い続けられます。
ところで、musubiとtutumiはどこが違うか分かるでしょうか。ギフトラッピングをモチーフにしたmusubiでは、縦と横のラインで木の種類を変え、平たく細長いリボンを連想させてくれます。
一方でtutumiは、ひもで包んでいるような見栄えです。musubiよりもシンプルな代わりに、木目を生かして存在感を引き立たせています。
このプロダクトの生みの親は、神奈川の家具工房『WOOD in the ear』。生活に溶け込む優しいかたちをデザインしようと、雑貨ブランド『inahono』を立ち上げたメーカーです。“毎日の道具として、贈り物として喜ばれる道具になりますように”という願いを込めながら、日々の製作に励んでいます。
ちなみにmusubiのほうには、箸置きの要素が隠されていることに気づきましたか? 少しの遊び心を取り入れるのも、inahonoの魅力なのです。
相手に余計な気遣いをさせないこと。その想いが、より良いおもてなしにつながります。心をこめて準備をするけれども、そのための努力をあえて主張しないところに、人は真心を感じるものです。日本の侘び寂びの心を、musubi&tutumiがさりげなく伝えてくれるかもしれませんよ。
musubi&tutumi
1枚の板で出来たカフェトレイ。見た目や肌触りを楽しみながら、大切なお客さまとのティータイムをお過ごしください。
・musubi
サイズ:幅270mm×奥行き180mm×厚み14mm
材料:ウォールナット、メープル
仕上げ:ウレタンオイル
・tutumi
サイズ:幅270mm×奥行き180mm×厚み14mm
材料:ウォールナット、メープル
仕上げ:ウレタンオイル
公式サイト:http://inahono.woodinthe-ear.jp/
(価格・ラインナップは2018年7月現在のものです)
¥4,860(税別)
¥3,996(税別)