突然ですが「ジビエ」って食べたことありますか? ぼくは長野県に住んでいた頃にたらふく食べて来ました。食肉として育てられたわけではない、野生の肉。今では個人でも手に入れること自体は可能になりました。でも、おいしく調理するのは、なかなか難しい食材と言えます。それでも「自宅でおいしく食べたい!」という方には、こんな缶詰はいかがでしょうか。
鮮度が命の食材を、ぎゅっと缶詰に。
天王洲アイルのウォーターフロントにある、ジビエ料理とワインが味わえるレストラン『SOHOLM(スーホルム)』。家具とインテリアをメインに展開するACTUSが提案する「丁寧な暮らし」をまるごと体感できる空間としてオープンしました。その『SOHOLM』から「レストランで提供しているジビエ料理をご自宅でも」と生まれたのが『ジビエ缶』です。
そもそも「ジビエとは何のお肉なのか」ご存知ですか? 鹿や猪は有名ですよね。そして、熊やキジ、ウサギなどをはじめ、実はかなりの動物が「ジビエ」として定義されています。それもそのはず、ジビエとはフランス語で「狩猟によって食材として捕獲した鳥獣」というざっくりとした意味。日本での定義は「狩猟の対象になっていう野生鳥獣」のすべてがジビエです。
この食材は、捕獲から食肉加工までの時間をいかに短くするかが、その味を決めるといっても過言ではありません。
例えば鹿の場合、撃たれてから時間が経つと、自分の体温で肉が生焼けになってしまいます。そうすると味も食感も落ち、臭みが出てしまうのです。
話をもどして『ジビエ缶』について。この缶詰、野生の猪肉と鹿肉の煮込み料理を、レストランとほぼ同じ味でどこででも味わえる優れもの。しかもレシピは、スーホルムのプロデューサーシェフが監修しているというから期待も高まります。
そして『ジビエ缶』には加工までの時間が短く、状態の良い肉を使っているので、初めてジビエを食べる人にもおすすめです。
初心者から通まで。本格的なメニューを味わう。
ではいよいよ、どんなメニューがあるのか見ていきましょう。現在は以下の6種類がラインナップされています。
『北海道産鹿肉のポワブラート(黒胡椒煮)』『島根県産猪肉のカルボナート (ビール煮)』『北海道産鹿肉のパルマンティエ』『島根県産猪肉のクスクス』『北海道産鹿肉のフリカデラ』『島根県産猪肉のポトフ』
どれも缶詰とは思えないクオリティなので、器に入れ替えて食卓に並べれば、一気に豪華なディナーになります。友達が集まるときに食べ比べするのも良いかもしれません。
またジビエ料理に興味はあるけど「お店に行くのはハードルが高い」と感じているなら、まずは缶詰で試してください。もちろん、ジビエ通の方もぜひ一度。自宅で味わえる最高峰のジビエ料理が詰まっていますよ。