いつもの食材が食欲をそそる香りをまとい、深みのある味わいへと変化を遂げる燻製。かなり手間のかかるイメージですが、今では道具も材料も手軽に揃えられるようになってきました。今回は伝統を感じる渋いフォルムを身にまとい、短時間で絶品燻製へと仕上げる仕事人「いぶしぎん」を紹介します。
煙を気にせずおうちで楽しむ燻製ライフ
天保3(1832)年、三重県伊賀市に築窯した『長谷園』は、焼物の技術を継承しながら、時代を見据えたものづくりに専念する伊賀焼の窯元です。同社から卓上コンロなどで鍋料理をするように、燻製料理が楽しめる土鍋『いぶしぎん』が発売されています。
作り方は簡単です。鍋の底にアルミホイルを敷き、その上にチップを置きます。網をセットし好みの食材を入れ加熱するだけ。画像の作り方を見るとよりわかりやすいですね。
しかし家庭で燻製を作るとき問題になるのはもくもくと出る煙。『いぶんしぎん』は、鍋本体と蓋の間に水を注ぐことで煙を外に逃すことなく、短時間で絶品燻製を作ることができるのです。
また、網が2段(大サイズは3段)にセットできるのも嬉しいポイント。生の魚や肉、野菜にチーズなど、さまざまな食材を上下に分けて加熱できるので効率的です。意外な食材に挑戦して、思いがけないおいしさに出会えるかもしれませんね。
いかがですか? 機能的な燻製土鍋。できたて燻製を囲んで乾杯! なんておしゃれなホームパーティにも人気のアイテムです。ひとり晩酌のお供に好みの具材を入れればぐいぐいとお酒がすすむおつまみに。もちろん、アウトドアでも大活躍してくれますよ。
いぶしぎん
「いぶしぎん」は、伊賀焼の老舗「長谷園」が手がける土鍋シリーズのひとつ。煙や香りを外に逃さず燻製が作れます。
公式サイト: http://www.igamono.co.jp/product/ibushigin.html
(下記の価格・ラインナップは2017年8月現在のものです)
¥16,200(税込)
¥10,800(税込)
¥7,560(税込)