いざという時に、いつもの光をすぐそばに。【TOMORI AID】

今回ご紹介するのは、懐中電灯の明かりをランタンのように変えるキット『TOMORI AID』です。商品を手がけた「YUJI YANAGIUISAWA DESIGN Inc.」のデザイナーが、災害時に不安を感じたことをきっかけに開発をスタート。「大勢が集まる避難所では眩しすぎる」「電池切れや故障したらどうしよう」。そんな悩みを解決してくれるプロダクトとなっています。

使うための準備はとっても簡単。本体を組み立てて、懐中電灯をさしこみ、カバーをかぶせるだけで完成です。「置く」と「持ち歩く」の両方に対応し、すぐにライトを取り外すこともできるので、シチュエーション応じて必要な光への変更できます。また購入時にUSB充電式のLED懐中電灯が付属してくるので、届いたままの状態で保管が可能。さらに高さ160mm以下、手持ち部分の直径が30mmより小さければすべてのライトに対応しているので、いますでにご自宅にあるものを使うことできます。

さらに「避難時に、ひとりが持ち運べる荷物はすくない」という実体験から、折りたたむとA４サイズになるように設計されているのもポイント。ダンボールでつくられているので、軽く、折り曲がりへの強さも備えています。水や食料といった必需品を入れるバッグの中に入れても邪魔にもなりませんね。

防災グッズは日常から使うのではなく、クローゼットや引き出しといった見えない場所に収納しておくことが多いですよね。しかしいざ災害に直面した時、すぐに用意できなければ元も子もありません。

そういったことが起きないために、この商品は、照明として普段づかいしやすいデザインになっています。カラーはイエロー、ブルー、グレーの３種類。模様もそれぞれ異なっているため、お部屋のインテリアに合わせて選びましょう。見慣れた光なら、いつもと違う場所からうまれる不安も感じにくいかもしれません。

現在クラウドファンディングでは、トレーシングペーパーでできた新たなカバーも販売中。ペンがあれば自由に書き込めるようになっています。慣れない避難所では、お子様はじっとできずに走り回るかもしれません。そういった時にこの商品があれば、楽しい場所へと大変身。世界にひとつだけのランタンをつくって、明かりを手に入れましょう。お家に置いておく時も我が子がデザインしたものなら、より愛着が湧くに違いありませんよ。詳しい情報はこちらから。

自然災害が身近になりつつある昨今、日々の備えは必要不可欠です。そのひとつを『TOMORI AID』にしてみませんか。これまでの「いつか使う」を「いつも使う」へと変えましょう。普段はスタイリッシュな照明として、非常時は不安を和らげるきっかけとして活躍してくれますよ。