お上品じゃなくてもいい。片手に1杯の紅茶を。【BREW TEA Co】

街を歩いているとよく見かける「コーヒー専門店」。飲食店でもこだわりのコーヒーを提供している店舗は少なくありません。一方で「紅茶」はどうでしょうか? ないことはないですが、テイクアウトもできる専門店となると、まだ巡りあえていない人も多いはず。

おいしい紅茶を気軽にゴクゴク。

「A brew(1杯のティー)」。この言葉はイギリス北部のスラングで「ティー1杯でも誰かと楽しむことによって、人生が豊かになる」というニュアンスが含まれています。

「イギリスの紅茶」なんていわれると「英国の老舗」や「王室ご用達」など、敷居の高さを感じてしまいがち。そういったお上品さも紅茶の良さかもしれません。ですが、「おいしい紅茶をもっと気軽に飲めれば……」と思ったことはありませんか?

紅茶の本国でも、同じ気持ちをもったご夫婦がいました。「気軽に、しかもとびきりおいしいティーを探すのは難しい。ならば自分たちで」と、会計士から一転して紅茶の世界に飛び込んだのが2012年1月のこと。一念発起して『Brew Tea Company』を立ち上げたのです。

おいしい紅茶を飲むなら、ティーセットと厳選された茶葉をしっかりとした手順を踏んで。逆に、気軽に飲むならティーバッグ。それが一般的な考え方です。しかし、当時のティーバッグは「砕いた細かい茶葉を使って短時間で抽出できるようにすること」そして「茶葉の使用量は2,5gに抑えること」の2つが常識でした。つまり分かりやすくいってしまうと、手軽なティーバッグは“質より量”だったのです。

しかし、ふたりが求めていたのは「気軽さ」と「とびきりのおいしさ」。だからこそ常識とらわれず、茶葉の大きさや量、ティーバッグの形状にいたるまで研究に研究を重ねました。満足のいくものが完成するまでに費やした時間はなんと3年。それは、茶葉の買い付けからテイスティング、ブレンド、パッキング、ティーバッグの作製まで、すべて自分たちの手でおこなってきたこだわりの結果です。

世界で唯一の旗艦店が東京に。

『BREW TAE』の紅茶の楽しみ方は単純明快。堅苦しい流儀や器具のことは忘れてください。ティーバッグ1個に100度のお湯を300ml注いで3分〜5分蒸らすだけ。このときお皿などでふたをしてあげると、湯温が一定に保たれてよりいいそうですよ。たったこれだけで、ティーバッグで淹れた紅茶への見方が変わることでしょう。

初めての方はまず茶葉に注目してみてください。ほかのティーバッグに使われているものとは明らかに大きさが違います。これは茶葉が細かくカットされていない証です。量も3,75gと常識とされた2,5gより1g以上も多く、贅沢にパッキング。そしてその大きくてふんだんに入った茶葉がしっかりと広がるように三角形のパッグを採用しました。

そんなカジュアルでありながらもしっかりと紅茶のおいしさを教えてくれる『BREW TAE』の旗艦店が東京・北青山にあります。店内はスタイリッシュなタイル張りのカウンターに自然な風合いをプラスする木の素材。そう広くはない空間ですが、優しい語り口の店員さんと相まって、ついつい長居してしまいそうです。

さらに商品のパッケージからカップにいたるまでいきとどいた統一感のあるデザインも目を引きます。高級感を全面的に出したものが多かった紅茶のパッケージでしたが、『BREW TEA』は真逆のポップで都会的なデザインです。

いかがでしょうか。今まで「手軽においしく飲むならコーヒー」だと思っていた方も、これを機に紅茶を試してみるのもいいかもしれません。もともと紅茶好きな方でも、日常の紅茶がもっと手軽でおいしいものになるはずです。

「一度のんでみたい」という方はぜひ旗艦店へ。そして3月29日から4月3日までは伊勢丹新宿店で開催されているパンフェスティバルにも出店するそうなので、お好きなパンと『BREW TEA』を一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?

ブリューティーカンパニー 北青山店

Brew Tea Company の社名は、イギリス北部のスラング A brew { 1 杯の ティー } に由来します。

〒107-0061 東京都港区北青山3-14-1 1F
TEL:03-6712-6895
営業時間:10:00 – 18:00
定休日:火曜日
公式サイト:http://www.brewteacompany.jp/

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