飛行機から家々や畑などの目的地の景色が見えたとき、“旅行”という特別な時間・空間の中にいると強く感じる方は、少なくないのでは? 目に映る風景に思わずシャッターを切って、早々に旅行の気分を味わって……旅がいよいよ始まるのだというワクワク感が、全身を満たしていくような気がします。再び日常生活に戻っても、このワクワクが続いたら……。
“飛行機の窓”から見える景色と、蘇る感情。
思い出の街、懐かしい景色、あるいは行ってみたい場所……側に置いておきたい風景は、人それぞれ異なりますよね。しかし共通しているのは、その景色の先にある出会いや体験、新しい発見などへの期待・興奮。飛行機の窓の形をした『Air Frame』は、そんな旅への想像力をかき立ててくれるようなフォトフレームです。
このプロダクトは、韓国発のデザイングッズブランド『TEEV』によるもの。ソウルからロンドンへ向かうフライトで、デザイナーの隣に座っていたロンドン在住の乗客が、眼下に広がる晴れたロンドンの景色をしきりにカメラに収めていました。「ここ15年は旅行しているけれど、こんなにっこりと朗らかな空のロンドンは、初めて見た」そう語る乗客に、デザイナーは“たとえばこの思い出を、生涯抱き続けることができたら……”と考え、Air Frameを制作しようと思ったといいます。
飛行機の窓越しに見る景色は、目にした風景だけでなく、その時の感情も同時に思い出させてくれそうです。旅の記憶がより身近に、色鮮やかなものになりそうですね。
以前は、物理的または心理的に非日常的な場面以外、写真に残すことはありませんでした。しかしスマートフォンがカメラ代わりになった今日、それは私たちの日常生活に、良くも悪くも同化してしまったように思います。いつでもどこでも、とくに身構える必要もなく、その瞬間を残すことができるからです。
鑑賞方法も同じく、より便利に、あるいは素っ気なくなってしまったのではないでしょうか。何気なく投げた視線の先に、写真がある生活というのは、今となっては珍しいかもしれませんね。
そのため、かえって、かつてのアナログ的な楽しみ方が恋しく感じるという人は、少なくないのでは? Air Frameは、画面上のデジタルな関係性では得られない、写真本来の魅力と、それにまつわる思い出を特別なものにしてくれるような、そんなアイテムです。
ちょっと懐かしく、ちょっと特別な、写真のある生活を送ってみてはいかがでしょうか?
Air Frame
飛行機に乗って外国へ。
飛行機に乗ることは、常にエキサイティングなもの。
遥か上空からの景色を眺めるのについつい夢中になってしまいます。
Air Frameはそんな飛行機の窓をモチーフにしたフォトフレームです。
材質:
ABSプラスチック(本体部分)
耐傷アクリル(ウィンドウ部分)
サイズ(cm):
本体外寸… W 25.8 × H 33.7 × D 2.8
対応写真サイズ… W 20.3 × 25.4
公式サイト:
https://www.gnr8.jp/air-frame.html
(価格・ラインナップは2018年7月現在のものです)
¥4,752〜(税込)