1本で、24のデザインがその手に。【FES Watch】

「電子ペーパー」と聞くと、電子書籍リーダーに搭載されるようになってから一気に身近なものとして認知されるようになりました。PCやスマホ、タブレットに使われている液晶とは、まったくの別物。ほとんど紙と同じで、直射日光の下でも見やすく、目に対する負担が少ないだけでなく、薄くて、軽いのが特徴です。今回はその技術をつかって誕生した、新感覚の腕時計をご紹介します。

いつでも自分好みのデザインで。

無駄を省いたシンプルなデザインの腕時計『FES Watch』。一見すると、特に変わったところは見受けられません。しかし、この腕時計、なんと1本で24もの柄に変化する、今までの常識では考えられないプロダクトなのです。
『FES Watch』のために開発した腕時計型で曲げられる電子ペーパーとステンレスのバックル、そして、時計の要であるムーブメントにいたるまでゼロから開発。それらを国内の工場で一つひとつ丁寧に組み上げた、日本の技術と手仕事の繊細さが光る逸品になっています。

文字盤はもちろん、ベルトまで電子ペーパーでつくられているので、ボタンをひと押しすれば、時計全体に次々と違う柄が浮かび上がります。その日の気分やファッション、空間によって自分の好きなときに柄を変えることが可能です。また、普段は時刻が表示されていない、無地の状態でも、時間を見ようと腕をあげると、文字盤とデザインが現れます。

  • feswatch1
    気分に合わせてボタンを押して。
  • feswatch2
    あなたの動きに合わせて、自動で表示。
  • feswatch3
    時計1本を1枚の電子ペーパーで。
  • feswatch8
    洗練されたフォルムも美しい。

様々な柄がたのしめるからこそ、そのすべてが活きるよう、ミニマルでシームレスなデザインを採用。どんなものにも染められるキャンパスのような見た目が「これがどんな柄に変化するのか」と想像を掻き立てますね。つまり、時計のためのデザインであり、デザインのための時計になっているのです。

この『FES Watch』を開発したのはソニーのスタートアッププロジェクト『Fashion Entertainments』。電子ペーパーを紙ではなく布として捉えて、好きな時に好きなデザインで楽しめるファッションアイテムをつくることで、新しいライフスタイルを創造しています。現在、第2弾プロダクト『FES Watch U』の一般発売にも期待が寄せられています。

  • feswatch5
    どんなテイストでも、マッチ。
  • feswatch6
    柄で存在感を出すもよし、シンプルに決めるもよし。

いままでは、ディスプレイとしてとらえられがちだった電子ペーパー。それを布として使うという画期的な発想がとにかく斬新です。この技術が進化していけば、電子ペーパーで作られた洋服もできるかも。『Fashion Entertainments』が描く未来的なものづくりから目が離せません。

FES Watch

feswatch8

デジタル化でファッションをもっと自由にもっと楽しく
電子ペーパーを紙ではなく布として捉えて、好きなときに好きなデザインで楽しめるファッションアイテムを作ることで、新しいライフスタイルを創造していきます。

公式サイト:https://fashion-entertainments.com/

(下記の価格・ラインナップは2017年6月現在のものです)

¥29,700(税込)

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