紙コップのデザインに注目したことはありますか? いつも使い捨てして気にもとめないけれど、そのシンプルなフォルムは意外にも美しい。そんなことに気づかせてくれる、磁器製のタンブラーがありました。
手で温度を感じて、おいしい飲み頃をみつける。
一見すると紙コップと間違えそうな、『ペーパーカップタンブラー』は、実は磁器製の波佐見焼。山梨県のコーヒー器具ブランド『ILCANA(イルカナ)』のデザインと、長崎県波佐見町にある『福田陶器店』の技術とが結びついて生まれた、あるようでなかった、斬新なプロダクトです。
波佐見焼は古くから受け継がれてきた焼き物で、多様な形や質感を表現できるのが魅力のひとつ。本製品では、本物の紙コップさながらに、継ぎ目の部分まで再現されています。また、「布目」という素焼きのような表情になる加工も施されていて、ざらざらとした触り心地に。見た目を優しい印象にしながら、手にしたときの安定性も高めてくれています。
マグカップのような持ち手がついていないのには、デザインだけでなく、飲み物の温度を感じやすくなるというメリットもあります。特にコーヒーは、温度によって味が変わる飲み物。自分の好みに合った温かさをみつけて、いちばんおいしいときにいただきましょう。
コップの底面には、イルカナの青いロゴマーク。真っ白のコップに、程よいアクセントを加えています。
大きさは、2つのバリエーション。ショートは180mlで、一杯を飲みきりたいときにちょうどよく、ロングは280mlなので、多めに飲みたいときに適しています。ホット用と冷たいドリンク用などと、用途に合わせて使い分けるのもおすすめです。
誰もが見慣れた形のペーパーカップタンブラーは、コーヒーに限らずどんな飲み物ともよく似合います。シンプルなデザインは持つ人を選ばないので、贈り物としても外さないアイテムです。
手にした相手はきっと、人目につくところで、ちょっと自慢げに使いたくなるでしょう。例えば職場のお仲間やお世話になっている人に、贈ってみてはいかがでしょうか。