気候の変化を楽しむインテリア【Tempo Drop】

あなたは毎日、何を見つめて生活していますか? 仕事や友人との連絡はもちろんのこと、ニュースや天気予報もデジタルに任せっきりの日常で、スマホやパソコンとにらめっこの毎日ですよね。機械に喋りかければなんでも教えてくれるハイテクな時代。日常が便利になっていく一方で、季節の移り変わりを感じて少し嬉しくなる瞬間や、空の表情を見て天気を予想する楽しいあの時間を失った気がします。「そういえば、最近いつ空を眺めたっけな……」そんなデジタル漬けの日常にそっと寄り添って天気を教えてくれる、『Tempo Drop』をご紹介します。

天候予測のできる不思議なオブジェ

Tempo Drop(テンポドロップ)は、『ストームグラス』という19世紀頃に航海士が使用していた天候予測器をモチーフとして作られたしずく型の置物です。ガラスの中に封じ込められた結晶が気温や湿度によって変化し、今の空の様子を予測できるというオブジェ。なぜ天気が変わることで結晶化が進んだり、戻ったりするのか、その関係性は今も解明されていません。でも、なんだか見つめているだけで地球からのメッセージを受け取っているような、不思議な気持ちにさせてくれます。

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    台座に乗った『Tempo Drop』。高級感が漂っていますね。
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    ひとまわり小さな『Tempo Drop mini』は手のひらにすっぽり収まるサイズ。

変わり方をざっくりと説明すると、夏の暑い時期には結晶ができにくく、寒い冬は上の方までびっしりと結晶ができて液全体が白濁します。天気予報の代わりに使うなら、液体が透明な日は「今日は晴れだ!」、結晶が浮いていれば「雨が降りそうだから、傘を持って行こうか」、全体が白くなっていたら「雪かも。明日目覚めたら積もってるかな……」といった具合ですね。

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    こちらが結晶の拡大写真。植物の葉のような繊細な線が美しいですね。

こんな方法で天気を教えてくれるなんて、ちょっとロマンチックでミステリアスな世界ですよね。晴れていたと思っていたら急に雨が降ったあの日や、底冷えの寒さで目覚めたのに日中ウソのように暑かったあの日、このガラスのしずくはどんな姿を見せてくれていたのだろう? そんな想像が膨らんできました。

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    インテリアの主役として、お部屋の真ん中に置いても素敵。

昔の航海士はこうやって自然と向き合い、それに対応するための支度を整えて1年というサイクルを感じながら過ごしていたんですね。そんなことを考えていると、デジタルに頼っている今が何だかもったいない気がしてきました……。透明なしずく型の世界で天気を感じる生活、始めようかな。

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    洗練された美しいボックスに入っているのでギフトにもぴったりです。

さあ、あなたも、その手に持っているものを一度置いて、ちょっとここで深呼吸。窓辺を見つめる時間を作りませんか? 摩訶不思議なしずくが今の天気を教えてくれるはず。そうしたら、その奥にある小さな季節の変化や空の色も見えてきて、毎日がほんのちょこっとだけ贅沢に感じられるかも知れませんよ。ほら、ちょっと今、Tempo Dropのある暮らしを始めてみたくなってきたのでは?

Tempo Drop(テンポ ドロップ)

ストームグラスという19世紀頃に航海士が使用していた天候予測器をモチーフとして作られたしずく型の置物。季節によって景色が変わるように、日々変化する結晶の様子を楽しみましょう。

Tempo Drop

サイズ:φ115mm×H205mm(木座込)

素材: 硼珪酸ガラス/ ブナ材
混合液 : 水/エタノール/天然樟脳/塩化アンモニウム/硝酸カリウム

Tempo Drop mini

サイズ:φ80mm×110mm

素材: 硼珪酸ガラス(Tempo Drop miniに木座は付属していません)
混合液 : 水/エタノール/天然樟脳/塩化アンモニウム/硝酸カリウム

公式サイトhttp://www.perrocali.com

(価格・ラインナップは2017年10月現在のものです。)

¥5,940(税別)

¥4,104(税別)

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