ふんわりした光で映し出される金魚たち【ゆらぎ照明 [きんぎょ]】

儚いけれど、おだやかな光を提供してくれるろうそくの火は、見ていて心地よいものですよね。部屋中を照らすほどの光量はなくとも、昔ながらの安心感を与えてくれます。そんな古風な安らぎを、なんとLEDで楽しめる照明器具があるんです。

LEDにろうそくのアナログ感をプラス

北の大地・北海道に、『北のらっちゃこ』というライトを扱うメーカーがあります。「らっちゃこ」とは、先住民族であるアイヌの人々が使用していた言葉で、魚の油を燃やして明かりを点ける「ともしび」のこと。

そのような柔らかい印象を与える優しい照明を作りたいという思いで開発されたのが、『ゆらぎ照明 [きんぎょ]』です。木製のユニークな多面体ボディの中に、LEDが入っています。

  • 暗い
    これぞまさにゴールドフィッシュ! 淡い光をまとった金魚が泳いでいます。

中に組み込まれた光源は、ろうそくのような独特なモーションを再現しています。LEDは寿命が長くて便利ですが、一方で輝きがキツイ印象を与えがちです。日常生活のなかでは重宝しますが、ホッとひと息つきたいときには、すこし刺激的。

そこで考えられたのが、利便性を保ちつつ、古くから親しまれてきたろうそくのような動きを取り入れて、人々に安らぎを与えるということでした。その結果、ろうそくの火のように揺れるLEDの開発に成功したのです。

電源プラグを差し込むと点灯し、床には金魚が映し出されます。ボディ上部についているセンサーに触れれば、赤色に変えることも可能。もとに戻るまでの30秒間だけ、真っ赤な金魚が楽しそうに泳ぎ回るのです。

  • 赤い金魚
    赤くなるともっとリアルに。お祭りの金魚すくいを思い出します。

また、チカチカと点いたり消えたりを繰り返すのもポイント。その度に、金魚の明るさも変わるので、見るたびに違った印象があるはずですよ。不規則な瞬きをのんびり観察していても、きっと飽きることはありません。

そして、ボディの素材も、ウォールナットとチェリーの2種類から選ぶことができます。色合いだけではなく、木目にも違いがあるので、お好みのものを見つけてください。

  • 素材2種類_Fotor
    落ち着きのあるウォールナット? それともポップなチェリー??

ユラリユラリと、まるで水面が揺れる様子は、私たちを和ませてくれます。リラックスタイムは強い光を遠ざけて、ろうそくのようにふんわり灯る明かりを見つめてみませんか? 煌めきをまとった金魚たちが部屋を優雅に舞うさまは、ほっこりとした和やかな気分に浸らせてくれますよ。

ゆらぎ照明 [きんぎょ]

アイキャッチ

重厚感ある木製多面体シェードで作られ、薄明りの中に金魚が浮かび上がります。器具の置かれた平面で揺れ光る金魚は、安らぎの空間を演出します。

サイズ:高さ28cm、幅30cm、奥行30cm

重量:650g

材質:天然木材 ウォールナット/チェリー ウレタン塗装仕上げ

公式サイト:http://www.racchako.com/

(価格・ラインナップは2018年4月現在のものです)

¥69,800(税込)

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