関西を中心に活躍する女性フローリスト、Tommyさん。ただ黙々と作業に没頭する自分自身を、工業製品などを作り出す工場に見立てて『Tommy製作所』という屋号で、お花や様々な植物のある空間や暮らしを提案してくれます。
そんな彼女が、いま力を入れている『花贈り』というサービスとは? すぐにでも始められるお花の楽しみ方とは? 実際にお花をアレンジしながら、トークは進んでいきました。
他では得られない満足感をお届け
フローリストとして、日々の活動を行いながら、新しいお花の楽しみ方を提案するTommyさん。2016年には、新しいサービス『Onth a month 花贈り』をスタートさせます。
「私がセレクトしたお花を、アレンジした状態でお届けするサービスです。生活の中にお花があると嬉しいけれど、自分では難しいから、すでにアレンジされたものがあると嬉しいという声を聞いて始めました」
お花がある生活には憧れがあるが、なかなか手が出せないというのが一般的な意見。お手軽な値段で、プロがアレンジまでしたものが届くのは嬉しい限りです。
オーダーの方法は簡単。その月のコンセプトと、使うお花の画像がTommyさんからメールなどで送られてくるので、その案内を見て、気に入った場合は届けてもらいます。
「月に1回が基本ですね。毎週だと難しいですが、月ごとなら季節感を出すこともできます。1回目は花瓶とセットで送って、2回目以降は、その花瓶を使って届いたお花を移し替えるだけ。いらない花瓶だけが溜まっていくこともありません。もちろん、自分でお気に入りの花瓶を用意して、そこに入れることもできます」
届いたお花がキレイな状態でいられるのは、せいぜい1週間程度だと言います。そう考えると少し贅沢品なのかもしれません。
「そうですね。でもやっぱり特別な日の演出や、自分へのご褒美、誰かに対しての敬意を表す時など、お花が最適なシーンはたくさんあります。
なにより月に1度、お花を楽しんでいるんだという実感が、他には代えられない満足感を与えてくれますよ」
PHOTO by Genki Hisada
Once a month 花贈り
毎月一度、Tommyがセレクトする季節感あふれるお花をみなさまのもとへ。
初回はフラワーベースつき。2回目以降はアレンジをセットするだけなので、いらないフラワーベースもたまりません。
¥6,000(税込)