アイデアと技術力で、アッと驚くモノづくり。【株式会社スライムデザイン / DOOGOO】

仕事でも遊びでも、使う道具はできればデザイン的にイケてるものを使いたい。それが大量生産されたアイテムではなくて、職人さんたちが時間をかけて手づくりしたものだったら、もっと気持ちいい!
そんな風に考えているアウトドア大好きっ子のみなさん、いいの、ありましたよ。
今年のアウトドアシーズンも到来目前。『DOOGOO』のテーブルを車のトランクからサッと出して、パパっと組み立てれば、キャンプ場の視線を独り占めできちゃうかも??

職人とのコラボレーションで生まれる、確かな精度

処女作として産み落とされた『T-01』、新構造によって大きく進化した『T-02』、そして現在では最新作となる『T-03』に加えて、木製のポットスタンドもリリースされるなど、DOOGOOのラインナップは増え続けています。

品質にこだわるスライムデザインのお二人のモノづくりに欠かせないもの。それは、自らのアイデアや想像力だけでなく、協働する職人さんたちの力だと話します。

「自らが尊敬できる木工職人や金物職人と一緒にお仕事をさせてもらっていて、普段から、家具をつくる案件などでもコラボレーションしています。

彼らはものすごい技術力を持っていて、たとえば、DOOGOOのテーブルシリーズでも、すべてのパーツがバラバラになるものにも関わらず、組み上げるとほとんど揺れません。精度が確かなので、安心して世の中に出せますね。

 我々の商品は、ひとつひとつが時間をかけた手づくりのものばかり。その分、価格を下げられないものもありますが、今の僕達は、そういう商売しかできません。その代わり、買ってもらったら終わりではなくて、アフターケアなど、長いお付き合いをしていきます」

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    時間をかけて、ひとつひとつ、丁寧に手づくり。

自信をもって世に出せるオリジナル商品が揃っていく中、今度はそれらをどう広めていくかにも、頭をひねる必要があります。

すでに東京にあるキャンプギアショップにて取り扱われるなど、その販路も鋭意拡大中。今後、どこかのお店でDOOGOOをはじめとした、スライムデザインの商品が目に飛び込んでくることもあるかもしれません。

「もちろん商品が売れるに越したことはないんですが、仮に売れなかったとしても、『大阪に面白いものをつくっているデザインチームがある』と認知してもらうための営業ツールにはなります。オリジナルプロダクトを通して、自分たちの持っている発想力や技術力を発信していきたいですね。

 特にDOOGOOのアイテムに関しては、見たり触ったりすることで、その良さが強く伝わるもの。小さなお店でもオフィスでも構わないので、とにかく人に触れてもらえる場所を増やしていきたいです。キャンプ道具一式をDOOGOOで揃えられるようにするのが当面の目標かな」

  • T-03_01
    取材の後には、新アイテム『T-03』もリリース!
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    精巧なつくりはそのまま。『T-03』は高さが変えられます。

オリジナルアイテムの展開に負けず、空間設計を手がける吉田さんの構想も大きく広がっていきます。

『いまは店舗を手がけることが多いのですが、今後は旅館やゲストハウスなんかもやってみたいですね。やはり飲食店だと、どれだけいいお店をつくっても、滞在時間は平均したら2時間程度。でも、旅館だと1泊でも20時間近くいますし、長い人なら、そこに何泊もするわけです。人が長く滞在する場所をやってみたいなと』

『DOOGOO』のラインナップも強化され、なんと2017年の5月末には、取材をおこなった1階部分が、オリジナルショップとしてオープンするとのこと。

同じ大学、同じゼミで出会ったタイミングから早15年。

先輩と後輩という関係を超え、互いのクリエイティビティをぶつけ合わせることで、新しい商品を世に放っていくお二人に、今後も期待が高まるばかりです。

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PHOTO by Genta Hisada / スライムデザインより支給

スライムデザイン

logo

株式会社スライムデザイン

〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋3丁目6-12
TEL:06-6556-9050

http://slymedesign.jp/

2WAY table “T-03”

T-03_01

High:w.845(top.800) d.500 h.400 [mm]
Low:w.800 d.500 h.270 [mm]

仕様/木部:オイル塗装 金物部:ステンレス黒染め
※ 脚(高さ)1種類で購入:各価格より6,000円引き

¥55,000円(税別)

¥65,000円(税別)

WRITER'S VOICE

知り合いと会社をするのは難しい、なんて言いますが……

もともとは大学の先輩と後輩。扱っている仕事の領域も近いようで少し遠い。その“微妙”で“絶妙”な関係性が、二人の間にちょうどよい緊張感を生み出しているように感じました。互いに尊重しあい、リスペクトしあっているからこそ、同じ冠で、違う領域の仕事を進められるんでしょう。

DOOGOO、モノを見るとその良さがよりわかります。特にアウトドアが好きな人、ぜひ一度、実物に触れてみて!

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