アイデア次第で、どんどんオリジナルなパーティーがつくれるアウトドアウェディング。逆にアウトドアならではの苦労はあるのでしょうか。

「１番はやっぱり天候の問題ですね。あと、明るい時間だとスクリーンが見えないので映像を使うコンテンツが出来ないこととか。でも外だから出来ないことがあったとしても、その代わりになる方法って工夫次第でいくらでもあるんです。それも含めてプランニングしていくのが、アウトドアウエディングの醍醐味ですね」

やはり雨降りが１番の問題。遠方を含めて、たくさんのゲストを呼んで行うウエディングパーティーを、延期をするわけにはいきません。常に雨天用のプランも平行して走らせているとのこと。では、他に注意することは？

「奇をてらうだけではダメです。自由に考えて、オリジナルなモノを生み出すのも素晴らしいことですが、やはり、抑えるべきところは抑えた方がいい。例えばご両親やお世話になった年配の方がくる場合だと、斬新なだけではダメだと思います。新郎新婦の発想が飛びすぎた時に、少し引き戻してあげるのも、僕の役割りですね」

「あと、よくある勘違いが、費用に関してです。安易に『式場でやるより安くできる』と考えると、痛い目にあいますよ。イス１つから自分たちで発注していかないといけませんから。費用が抑えられるかどうかは、やり方次第ですね」

確かに、式場でのパーティーは、ぶっちゃけ高いと感じるところもあります。ただ、だからと言ってアウトドアが安いかと言うと、そうとも言い切れないとのこと。でも式場と比べると、安くする方法はたくさんある、ということですね。すべては自分たち次第！