とってもスパイシーで、独特の香りはすぐに病みつきに、色目にも鮮やかなタイ料理は、いまや日本でも大人気。そんなタイ料理を通じて、たくさんの人をつなぎ、楽しい時間を作り出していくのが、「おいしみ研究所」を主催するみもっと先生です。
現地タイ仕込みの本格的なレシピを学びつつ、むしろ料理中のコミュニケーションや、過ぎていく時間自体を存分に楽しめるっていうのは、料理教室の新しいカタチなのかもしれません。
みんなニコニコ、誰もが幸せ。
教室、ケータリング、パーティー……タイ料理を通じて、人をつなぎ、楽しい時間を提供していくみもっと先生。これからもカタチにしばられることなく活動を続けていきます。
「この前もこの教室で『大人のフルーツポンチ』を研究するパーティーをやったんですよ。『スイカ、半分入れちゃおう!』とか言いながら。もうそうなると、タイ料理、関係ないですよね(笑)。でもみんながすごく楽しそうで。それが好きなの」
みもっと先生が動く時、一緒にいつもたくさんの笑い声も動く。みもっと先生が、お料理を振る舞う時、一緒にいつもたくさんの会話が生まれる。ルールはただ1つ。みんなが楽しいこと。
「お料理って誰も不幸にならないもの。美味しい料理を食べていると、みんながニコニコしています。誰だって幸せになりますよね。
それはつくる工程も同じ。みんなでお料理をつくったり、考えたりしていると、すごく仲良くなれるんですよ。そのために、これからもこのおいしみ研究所を使っていければいいですね」
タイ料理の話、教室の話、そして、それらとはまったく関係のない話……。みもっと先生の話を聞いていくうちに、その場にいた人たちみんなが、あっという間に打ち解けて、楽しい気分になっていきます。その日はお料理はなかったけれど、取材自体が1つのパーティーのような時間でした。
美味しいこと、もっと。楽しいこと、もっと。
みもっと先生の周りには、今後もたくさんの美味しい料理と、たくさんの笑顔が溢れていきそうです。
WRITER'S VOICE
自然とコミュニケーションが生まれていきます。
取材時には食べられなかったみもっと先生のお料理。運良く、その後にいただくタイミングがありました。
お料理は言うまでもなく美味しいんだけど、何よりも、周りにいた人が「みもっと先生、コレは何?」「今は、何をしているの?」と、どんどん質問をしていく光景が印象的でした。
こうやって、自然に生まれるコミュニケーションこそが、みもっと先生が望んでいることなんでしょうね。